山岳保険はどれが安くておすすめ?3大保険会社を比較してみた【登山歴10年の私が選んだ】

3大山岳保険 山岳保険

こんにちは、登山歴10年目を迎えたaimi(@aiaiminini)です。

最新の登山ギアやスマホ(インターネット)の普及で、登山を始めるハードルが下がりました。

私が登山を始めたときより格段に恵まれた時代。

  • 機能性に優れたウェアが増えた
  • 装備が軽量化されている
  • ルートの最新情報が入手しやすくなった
  • 道に迷う可能性がほぼ無くなった
  • 最新の正確な気象情報が手に入りやすくなった(電波圏内で)

 

ただ、その分「登山者のスキル・身体能力が上がった」わけではないんですよね…( ゚Д゚)

むしろ便利になりすぎて退化しているのかもしれません。

山岳遭難は増え続けるいっぽう…2018年遭難件数はワースト1を記録

その証拠に、2018年の山岳遭難はワースト1を記録しています。

 

aimi
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ず~~っと右肩上がり!

日本の人口は減っているというのに…

これは注意すべき事です!

 

私が申しあげたいことはただひとつ…

登山される方は山岳保険、加入していますか???

山岳保険はどれが安くておすすめ?3大保険会社を比較してみた

ここでは私のおすすめする、年間掛け捨ての3大山岳保険ご紹介します。

モンベル野外活動保険【2930円/年~】

3,000円/年以下からある、気軽に入れる保険だが…

モンベル野外活動保険」は登山レベルにあわせて、3つのプラン、11のコースが用意されています。

一番お安い「シンプルプランC103」だと

2,930円/年で

  • 死亡時・200万円
  • 救援者費用・最大500万円
  • 個人賠償責任補償・最大1億円

 

入院保険金はつかないものの、ヘリ要請費用最大500万円や岩を落として誰かをケガ・死亡させてしまった場合などの補償(個人賠償責任補償)が1億と、車の任意保険と遜色ないほど手厚い保険になっています。

 

 

ネックはモンベルクラブ会員(年会費1,500円)が加入条件

ネックはモンベルクラブ会員(年会費1,500円)が加入条件にあるということだけ…涙。

 

aimi
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なぜなのだ…(-_-;)

しかし、日常でモンベル製品をよく買うという方には限りなく安いプランであることは間違いないです。

モンベルクラブでは

  • 登山・ハイキングツアー(クラブ加入でかなりの割引がきく)
  • 年2回の会員限定イベント
  • ポイント制度
  • 各アウトドア施設での割引制度※1,800を超える施設
  • フェリー・ロープウエー・レンタカーなどの割引

 

を行っているのでうまく使い倒せばたいへんお得です(‘◇’)ゞ

友人でも石鎚山ロープウエーに乗る際、使い倒している人がいます(笑)

 

モンベル野外活動保険の加入はこちらから

一般社団法人 山岳寄付基金「やまきふ共済会」【4,000円/年】

4,000円ポッキリで雪山・クライミングなど危険行為までまかなわれる

やまきふ共済会」は

一般的な保険では雪山やクライミング等の危険度の高い活動中の遭難事故を補償するためには概ね1万円以上の割増が必要となりますが、 やまきふ共済会では登山計画書の作成を推奨するために、割増の代わりに「登山計画書を家族や警察署等の第三者へ提出」するだけで「無料」で給付対象としています。

と書かれている通り、「登山届」の提出を義務付けています。

その代わりに、クライミングなどの危険を伴う行為や雪山登山の追加料金はゼロ。すべて4,000円/年で賄われるとはとっても良心的です。

 

  • 遭難時の救援者費用に特化した山岳保険。
  • 年会費の一部が公的な遭難救助活動・遭難防止対策・登山道整備事業などに寄付される。

 

もし自分で使わなかったとしても「寄付」に回されるので、なんとなく気分がいいというもの。

「やまきふ共済会」HPより引用

 

また保険は3種類に分かれており「やまきふプラス(7,500円)」以上のプラン~は天災特約(地震・噴火)をつけることも可能です。

やまきふ共済会保険の種類比較表

赤字はピッケル等を使用する山岳登はん等の危険な運動中の傷害(死亡・行方不明・後遺障害・入院・手術)は対象外です。

やまきふ共済会保険の種類

 

「やまきふ共済会」の加入はこちらから

日本山岳救助機構会員制度[略称jRO(ジロー)]【初年度のみ4,000円・以後2,000円+事後分担金数百円】

「事後分担金方式」を採用する唯一の山岳保険会社

jRO」は5年前に私が加入し、今も継続させていただいている山岳保険です。

jRO」はモンベルとは全くタイプの違う山岳保険で、

  • 遭難捜索、救助費用の補てん(上限330万円)に特化した会員制の費用分担制度で、その年度に現実に発生した捜索救助費用を全会員で公平に分担するという「事後分担金方式」を取っているのが特徴(「保険」「共済」とはシステムが異なる)。
  • 登山はハイキングなどの軽登山だけでなく、登攀装備を擁する本格登攀やクライミング、アイゼンを装着する雪山、沢登なども対象となる。また、登山だけでなくマウンテンバイクやスキー・スノーボード、山菜取りなど幅広い野外活動も対象となっている。

 

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「事後分担金方式」ってなに?

と思う方も多いでしょう。

むずかしく考えることはありません、事後分担金方式は以下のマンガをごらん下さい。

jRO公式ホームページより引用

 

事後分担金が請求されるさいも、この1年間で「全国でどんな山岳遭難がありどういう対応をした」という報告があり、会員全員に情報共有。

使途不明ということもないです。

私はこの情報を見て毎年気を引き締めています<m(__)m>

jROホームページより引用

 

「jRO(ジロー)」の詳細を見てみる

【朗報】2019年4月1日~遭難救助費用の上限が330万→550万円に変更!

昨今の山岳遭難の多発対策として、加入者負担金も増えるということを見越し…

2019年4月1日〜補填金額の上限を550万円にUP」というメールが来ていました。

これは心強いですね!

個人的には330万円だとちょっと…と感じていたので(苦笑)

これで他社の金額と比べても劣るということがなくなりました。

jROホームページより引用

jROホームページより引用

「jRO(ジロー)」の詳細を見てみる

おすすめ山岳保険3社の比較表を作成してみました

登山歴10年の私でも、山岳保険に入ったのは5年目からのことでした。

しかし昨今の山岳遭難件数を見ると、登山を始める方には全員に入ってほしいと思いますね。

 

aimi
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里山だからイイ!

という考えはもうやめて、リーズナブルな山岳保険がそろっていますので加入を検討していただきたいです。

個人的な意見にはなってしまいますが、

がスペック的にはおすすめです!

私が「jRO」にした決め手は「海外は行かない」というのがポイントでした。

 モンベル野外活動保険やまきふ共済会jRO(ジロー)
年額2,930円4,000円2,160円+(事後分担金※2018年実績300円)
入会金の有無なし
ただしモンベルクラブ(1,500円)の加入が条件
なし2,160円
冬山・クライミングなどの危険行為〇※登山届提出が条件
捜索救助費用500万円500万円550万円※2019年4月1日~
携行品補償(カメラ・ストックなど)なし
※9,800円/年の安心プラン〜は10万円まであり
なしなし
死亡200万円なしなし
賠償責任保険1億円なしなし
海外対応なし「ケガによる死亡・後遺障害・入院・手術の補償」と「賠償責任」は海外でも国内同様に対象なし
特徴3社の中で唯一賠償責任保険がある。訴訟事例も多いため検討価値あり登山計画書を提出することで、全ての遭難事故に対応!「ココヘリ」と同時加入で割引あり

 

「ココヘリ」と提携しよりいっそう強固な山岳保険にするのがオススメ

上記3社のうち、「jRO(ジロー)」では唯一「ココヘリ」と連携して割引制度を行っています。

「ココヘリ」とは、年会費3,650円(1日あたり10円)で受けることができる、会員制捜索ヘリサービスです。

その入会金3,000円が無料になるというキャンペーンをやっています。

 

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つまり、3,650円のみで加入できるというわけですね!

もちろんほかの山岳保険と併用してもいいですが、この割引はとても魅力的ですよね!

私も2018年の10月に加入しました。

1日10円なら安いですし、私のようにソロ山行が多い人は入ったほうが安心ですよ。

 

ココヘリ

\1日当たり10円の命綱/

「ココヘリ」の入会はこちらから

 

山岳保険だけでは不十分!遭難したら「ココヘリ」で今いる場所を伝えよう
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まとめ:あなたにあった山岳保険を探して安全登山を楽しんでくださいね♪

最近、「これから登山を始めようかな?」という方にお会いして初心に帰った気持ちで書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか。

登山でケガをするのは

  • 下山時
  • 気が抜けた時

 

とは言われていますが、注意していても絶対にケガをしないことはあり得ません。

3大山岳保険をチェックして、ぜひ加入検討の参考にしていただけたら幸いです。

以上、『山岳保険はどれが安くておすすめ?3大保険会社を比較してみた【登山歴10年の私が選んだ】』の記事をお送りしました。

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