こんにちは!
空海さんとのはじめての出会いは四国ではなく、高野山だったaimiです。
先日雨上がりの雲海を期待し、クルマを走らせ自宅からいつも見えている「虚空蔵山」に行ってきました。
高知移住後、名前を一番に覚えたこの山。
電波塔が数本あり、須崎の市街地からも、佐川の街中からも遠くからでも目立つ山です。
「虚空蔵山」(こくぞうさん)とは?
虚空蔵山(こくぞうさん)は、高知県須崎市、土佐市、および高岡郡佐川町に跨る標高674.9mの山。
山頂まではクルマで入ることができます。
中腹には山崎記念天文台がありますが、しばらく使われていなかったよう。
しかし2018年になり同好会の皆さんの手で復活。星空観測会なども行われているようです。
「虚空蔵」(こくうぞう)とは
虚空蔵菩薩 (こくうぞうぼさつ)、梵名アーカーシャガルバ(梵: आकाशगर्भ [Ākāśagarbha])、またはガガナガンジャ(梵: गगनगञ्ज、[gaganagañja])は、仏教における信仰対象である菩薩の一尊。「明けの明星」は虚空蔵菩薩の化身・象徴とされ、知恵の菩薩とも評され、人々に知恵を授けてくれるともいわれる~wiipediaより引用
人々に知恵を授けてくださる・・・ひとまず縁起がよさそうです。
このお山、山頂に空海さんがいらっしゃるので、緊張しちゃうんですよね。
虚空蔵山の駐車場
佐川町側からだけでも
- つつじ園の前
- フルーツランドとの分岐に巨大駐車場
- 天文台の前(お手洗いあり)
- 山頂(最大3~5台程度)
上から、山頂から遠い順に並べました。ほかにも多数あります。
どこからあるきはじめてもOK !
すべて、佐川町の斗賀野の集落から入っていくルートが一般的になっています。
基本、車を降りても車道を登りますので「車道はつまらないよ」という方は天文台の前まで車で行くのをオススメします。
今回のコース
この山は山頂まで車で上がれると事前に知っていたので、この3つの中でも、いちばん手前の「つつじ園」の駐車場に車に止めて出発。
高知はほかにも山頂まで車で上がれる山が結構あり、びっくりしています。
梶が森もそうだし、瓶が森も、だいぶ上までいけます。歩く距離を極力短くできます。これならお子様連れにもオススメですね。
つつじ園→天文台
この写真のような低い雲は皆無だったので、残念ながらこの時点で雲海はありえない…
予報だと晴れてくるのだそう、お花を楽しみにハイキングです。
斗賀野集落を通ってくる際からもう絶景です。
歩き始めると、いきなり絶景!びっくりしました。
標高低めなのにお隣越知町の横倉山より開けていいですね~。
天文台→山頂
天文台の前にはお手洗いがあります。
山頂にはありませんのでお手洗いをこちらで済ませましょう。
これ以降は車道から登山道に入っていきます。
迷うことはありません。踏み跡はかなりはっきりしています。
台風の後の倒木が多数ありますが、またいでいけば問題ないです。
山頂に着くと、太平洋が眼下に広がります。
横浪半島、室戸岬、高知市方面。足摺方面もばっちり見えます。
曇っていたものの、気持ちがいいです!
テーブルなどはありませんが、ちょうど座るのにいい岩もあるので早めのお昼を。
雨の場合は屋根付の東屋もあります。
帰りはお花を楽しみつつ下山。危険箇所はほぼなく、かなりまったり歩きました。
戻ってきて駐車場付近の「つつじ園」の入口を覗いてみます。
5月に訪れたときは無人ですが「有料」と書いてありました。料金を箱に入れる形式のようです。
入りませんでしたが、ここだけは手入れが行き届いていて満開という感じでした^^
登山道には、満開のような木は数本しかなく、ちょっと早かったと思います。
高知の里山は「分県登山ガイド・高知県の山」がお供です
実はこの虚空蔵山。ネットにも全然情報がなくて困っていました。
しかし、「文県ガイド・高知県の山」には載っていてくれました。
ありがたい!
ほかに四国百名山もほぼ網羅しており、登山口やルートが詳しく載っています。
私は移住後はまだ地理感覚もつかめていないので、よくこちらの本を参考にどこに登るか決めています。
多少字が小さいですが、ネットで調べるよりは確実に詳しいですよ。