こんにちは、アウトドアライターのaimi(@shikokunoyama)です。
先日記事アップさせていただいた「【立山室堂〜五色ヶ原】紅葉絶景もとめ3泊4日!ピークをめざさない、つらくも美しい秘境旅①」の続き!
早速まいります。

本記事の内容・コース
4日目:平ノ小屋〜黒部湖駅8、71km・コースタイム4時間

果たして踏破できたのでしょうか?
【3日目】五色ヶ原テント場はまさに雲上の楽園だった!
ザラ峠…雲海・秋空の先にあったものとは?
立山エリアの荷揚げ日和!つぎつぎと往復する様は圧巻です。
五色ヶ原にキャンプできていたら9時出発・14時着の予定でしたが、予定外の手前・ザラ峠での停滞となったため8時の出発とします。
キャンプ場には水・トイレもあります。
前夜は満足に水が得られなかったため炊事が満足にできず、簡単なものしか食べていないので(T . T)
せっかくきたので通過だけではもったいないですよね〜♪
ということで五色ヶ原の水場で朝ごはんの予定!
ザラ峠のくぼ地を出発し激上りを踏破すると、山荘泊の方が続々上がって来ます。
「早いですね〜」と声をかけると皆さん口を揃えていうのがこれ。

あの獅子岳の登りが辛いから、早く室堂に戻りたいです。
しかも今日は駅が大混雑するだろうしね!
この様子ですと、室堂ピストンが多く平ノ小屋方面に行く人は少なそう。
薬師岳に抜けるという方は一人もお会いせず。
山荘にはいらっしゃったのかもしれませんがね・・・_φ( ̄ー ̄ )
中国人の団体さん、女性ソロの方を見送って早々に出発です!
女性ソロの方、私が平ノ小屋に行くと言ったら相当迷っていたなあ(苦笑)
結局室堂に戻るとおっしゃってたけど。。。

あれ登りたくないわよなw
ガレまくりですし・・・
五色ヶ原テン場…槍ヶ岳・剱岳を望む紅葉絶景!極上の朝ごはん日和!
やっと水場に到着!
沢水なので要煮沸と書いてありますが、がぶがぶ飲んでしまいましたw
見た感じ、沈殿物などもなかったのできれいな水だと思います。
気になる方は携帯浄水器の持参を。
お手洗いは100円です。キャンプ場の無人管理のトイレにしてはとってもきれいでしたよ♡
ベンチなどもありますのでゆっくりしていきましょう〜♪
昨日抜かれた数人の方も、もう出発後のようでテントはなし。
UL(ウルトラライト)仕様の方はちょっと寒かったんじゃないかなあと思います。
確かに歩くには快適すぎますけどね。
ここ一番の見せ場!しかし誰にも会いません。
「雲上の楽園」と称され、夏は高山植物が咲きほこる
美しいいわし雲!秋の風景です
槍ヶ岳がずっと見守ってくれてるw見えなくなりそうでずっと見えるのです。
湿地帯は黄色が多い印象ですが、おおむね紅葉は見頃と言えそうです!
コーンスープで乾杯!
キャンプ場はだだっ広く、混雑とは無縁そうです。小さな屋根の建物が、トイレ。
写真で見た風景と相違なく、素晴らしい紅葉でした
刈安峠…直前まで「剱岳」を舐め回すように見れるスポット
小一時間休憩したら、歩きながら剱岳を堪能!
どこから見てもゴツゴツしているこの山。
角度を変えると印象が変わったりする山が多い中、この山はブレませんw
移住前に登ったことがありますが、また登りたいものです。
今度は早月尾根から・・・(願望)
刈安峠の少し上までずっと見えていました
左右対称で見える五色ヶ原からの角度って、実はすごいんじゃ?と思ったり。
こんな風に見える場所って今までなかったわ!
尾根も長いんですね〜〜〜(そりゃそうかw)
室堂からだとこれはわからないわっw
まるでロングスカートのようです!!
剱岳を舐め回すようにみれますw
様々な想いが交差する場所、五色ヶ原。
紅葉に見とれていると進まないので、ぼちぼち下山です。
約900m一気に高度を下げるので、暑いの暑いの・・・・
しかも虫(アブ)が活発で、ハッカ油をまさか使うことになろうとは思ってもみませんでした(苦笑)
多分、黒部湖のせい(水が豊富)です!
途中ソロのおじさまに抜かれますが、平ノ小屋で再会するでしょうと、一旦お別れ。
平ノ小屋(小屋泊・素泊まり)…愛犬モモと美味しいお酒・久しぶりの布団に癒される
14時頃、小屋にやっと到着。
汗だくで真夏のような陽気でした。
外のテーブルでビールを飲みながら、宿泊者さん・渡船関係者さんたちと一服。
平ノ小屋は黒部ダムができる前にあった「平の渡し」という橋が水没してしまったため、関西電力に委託され登山者に無料で船を提供。
小屋業務と、渡船業務がこの小屋の役割なんです!
宿泊者さんの中にも、船窪岳・針ノ木岳にそれぞれ行かれるという登山者さんが前泊基地にされていました( ^ω^ )
ホシガラスは早すぎて撮影できなかったので、普通の野鳥撮影になりましたw
ビールがぷかぷか浮かぶ、オアシスに到着!
渡船を守るお父さんの小屋、平ノ小屋は釣り人の聖地
小屋の裏からは黒部湖の絶景が
ご主人は今入院中。
おかみさんお一人での対応となりましたが、可愛い「モモ」というお犬とともに丁寧に接していただきとっても心が癒されました!
2段ベッド上段を貸切で使わせていただいたので、ぐっすり眠れました( ^ω^ )
モモちゃんは噛むらしいwなのでお触り厳禁。
15年前に建てられたという小屋はとても綺麗。
熊の毛皮。熊が2日前に出たらしいw
ランプが心地よい。電源は発電機なのでろうそくではありませんが。。。
まさに交差点的な小屋なんです!
ご主人は釣の名人らしいので、お客さんにかなり慕われているみたい。常連さん多し。
足の匂いを嗅ぐモモ。そういえば私のザックも嗅がれてたwくさいものが好きなのかな。
宴は21時まで続きました!
【4日目】泣けるはしご・鎖のオンパレード!最後まで気を抜かずに歩こう
平ノ小屋
6時の渡船に乗るがために準備していた2人の登山者をお送りし、五色ヶ原方面に向かった長野に移住した山好き夫婦(まだ20代でしょう!出身地が近かったw)も早々に出発、私もぼちぼち出発します。
昨日の会話の中でわかったのは、「黒部湖駅までナメてはいけない」ということ!
全然平坦じゃなくて、滑落事故が年に数回は起こっているんだとか(T . T)
標高差も、ほとんどないのになんで?と思う方も多いでしょう。
- 平ノ小屋の標高:1,500m
- 黒部湖駅の標高:1,480m
はしご・鎖のオンパレードなので重荷の方は特に注意なのだとか。
熊もこわいので、明るくなってからの出発です!

渡船業務に携わる方々は長野の大町からご出勤!
朝焼けが湖面に映り美しいです。
渡船業務に必須!向こう岸の状態が分かる望遠鏡
湖面が真っ青!この外周をとことん歩く1日ですwかなり遠回りさせられますよ〜
土砂崩れが多いんですかね〜こんな箇所がいっぱい
太陽が高くならないうちに通過しておきたい!暑くなりそう
この標高だと紅葉はまだまだでしょうね〜
10分ほど道をロストして焦った河原。
秋の花や実が豊富ですね!
川面がキラキラ
ロッジくろよん…釣りのベースキャンプ・下の廊下の玄関口
先ほどから向こう岸に見えていたロッジくろよん、やっとつきました!
相当迂回させられた印象です( ^ω^ )
橋がないので仕方ないんですかね〜〜泣
軽食でもあれば、何か食べたかったのですが・・・・ちょうどお昼を回ったところ。
静かすぎます。誰もいないよう?
女性ソロ登山者が、じゃがりこどうですか?と言われたので一緒に食べながら会話。
雷鳥沢でキャンプしてここまで散歩に来ていたらしいw
そんなルートがあるのか・・・
ロッジくろよんに到着。無人のようでした。自動販売機はあり
私の持っているテントと同じです!この標高なら寒くなさそう

黒部湖駅(ケーブルカー駅)…旅の終わりにふさわしい、黒部ダムを間近に
黒部湖遊覧船(ガルべ)、途中で何度も乗せて欲しいと思った事かw
30分の遊覧船!5時間かけて歩いた場所をあっという間に横断、しかし凄まじい段数の階段を降りて乗らないといけないらしい
歩行者専用のトンネルを次々踏破。観光客も増えて来ました。
ご〜〜〜る!お疲れ様でした。
急勾配を登っていく黒部ケーブルです
立山ロープウエーを乗り継ぎ、室堂へ。さらに高原バス・富山地方鉄道で富山駅まで。約2時間半。
3泊4日五色ヶ原・ソロテント泊の旅を終えての感想
いや〜〜2日目が辛かったですね!
1日目前泊していないと絶対だめなのはわかっていましたが、思いのほかアップダウンがこたえました。
テント泊の荷物でなくても、おそらく8時間フルにかかったと思います。
水場がコース上にないため、1日の飲みものを持っていく必要があります。
ちなみに、私は1.5リットルを毎日持ち歩きました。だいたい空っぽになってましたw
なかなか軽身でスイスイとはいきません。
夏は相当こたえるのでは?という印象。
反省点は
- 初めての山域だったのもあり、全てが新鮮で長居してしまったこと
- 休憩を多めに取ったこと
- がれている箇所はかなりゆっくり通過したこと
とはいえど、仕方がないですね。怪我をせずに行動するには。
次の山行に生かします。
まとめ:五色ヶ原は山好きなら一度は訪れたい場所!まちがいなく雲上の楽園はそこにありました
ザラ峠のクボ地から。雲が生きているみたいでした
私が五色ヶ原に行こうと思い立ったのは
- 紅葉の立山で空いているところはどこ?
- 室堂で標高が稼げているから少しは楽?(下り基調)
- ついでに雷鳥沢でテントを張りたい
という不純すぎる理由なのでしたが(苦笑)、ぜんぜん楽な場所ではありませんでした。
当初は薬師岳の縦走も視野に入れていたのですが、スゴ乗越小屋(位置的には五色ケ原山荘のとなり)が9月25日までの営業でテント場が使えても水場・トイレの解放をしないということをおっしゃっていたので断念。(電話で確認済)

あれだけ暑くて水を欲して歩き回ったのに、水がないとは登山継続不可!
さらには台風にも振り回された山行でした。
2日間の停滞日、夜行バスの日程変更。
しかし、行ってよかった!!!!!
また機会があったら訪れたい場所です!
以上、「【立山室堂〜五色ヶ原】紅葉絶景もとめ3泊4日!ピークをめざさない、つらくも美しい秘境旅②」の記事をお送りしました!
宿泊インフォメーション
「雷鳥沢キャンプ場」
テント料金500円、2泊以上・一律1,000円
お手洗い100円 和式のみ、水無料
「五色ヶ原キャンプ場」
テント料金700円
お手洗い100円、洋式あり、水無料
「平ノ小屋」
1泊2食9,500円、素泊まり6,500円
お手洗い100円、和式、水無料
缶ビール600円、朝食時素泊まりの人にはお湯のサービスあり
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対応している小屋が、行きたい山域を重なっていたら要チェックですよ♪
詳細は記事にて。
