こんにちはアウトドアライターのaimiです。
キャンプといえば焚き火!
焚き火といえば薪!
ソロキャンプをやるにあたっていくつか候補のストーブがありました。
なんせ私は
- 火起こし
- 重いものを運ぶ
のは大の苦手_:(´ཀ`」 ∠):
燃料をなるべく使わないようにするにはどうすればいいか?と考えたあげく行き着いたのが「ロケットストーブ」でした。
「ロケットストーブ」とは
ロケットストーブ(英: Rocket Stove)、ロケットマスストーブ(英: Rocket Mass Stove)、エコストーブ、および暖房目的として使われるロケットヒーター(英: Rocket Mass Heater)は、断熱された排気管(ヒートライザー)と燃焼管(バーントンネル)を持ち、薪をくべて使用する燃焼機器のことである。
薪火の経験が少なくても比較的簡単に使用できることも特徴の一つである
〜wikipediaより引用
「ロケットストーブ」の仕組みはいたってシンプル。
意図的に上昇気流を作り出しまわりを断熱材で覆うことで効率よく上部に熱を送り出すストーブのことです。
焚き火台を大きく違うのは、調理に特化しているという点!
体を温めたりするのには、あまり向いていないんですね。
なぜ「エコズーム」を導入しようと思ったのか?
アマゾンで高評価だったことと、燃料を極力つかわないで済むという点。
私はソロか夫婦ふたりくらいの少人数キャンプが多いので、そんなに大規模な焚き火は必要ないんですよね!
そしてやはり、直火で何か調理したいしね!
コロダッチとか買って。
幸いにもいま住んでいる場所は、薪の入手も比較的ハードルが低いですし。
キャンプ場だと高いので買っていくことが多いんですが、相場はだいたい1束300~500円くらいかな?
「エコズーム・バーサ」使ってみました
ここからは「エコズーム・バーサ」を実際にキャンプ場で使ってみたので、手順をご紹介しますね!
エコズームは、その名の通り薪をそんなにつかわない=「エコ」なのですが、事前に薪を細かくする必要がございます!
キャンプ場にナタとのこぎりがあったので、お借りしてカットしました_φ( ̄ー ̄ )
この2点がないという方は細かい薪を買う必要がありますが、このストーブに入るほど細かいものってなかなか入手しづらいと思うので、アマゾンなどで入手しておく必要があります。
時間の節約にもなるので、オススメ。
無人キャンプ場だと借りれないと思うので…!
①薪を割る
②種火を作るべく、小枝を拾ってくる
今回はキャンプ場に焚き付けの松の小枝が供えてあったので、それを利用しました。
至れり尽くせりのキャンプ場…!
しかし普通のキャンプ場はそうもいかないと思うので、乾いた枯れ木をさがしに行ってきましょ〜!
③小枝に着火
着火は、ガストーチが早くて正解!
お隣のサイトの方は火打石でやってましたが、私は文明の利器をガンガン使わせていただきまっす…
確かに風情はあるけどね…
当日は風も強かった&寒いし、早くご飯にしたかったし!
料理にも使えるスグレモノ。
④火が安定したら、薪を投入
ロケットストーブは構造上、火入れの瞬間から上昇気流が発生しているので火の付きもいいです。
何回もため息をつきながら火入れをしていた、今までの焚き火はなんだったんだ?と思えるほど。
火をつけるのが下手だというのもあるけどねw
悪かったね!
⑤調理開始
上に突き刺していた薪も、あっという間に短くなって火が安定。
早速インスタントラーメンを作ります〜〜〜♪
こういう寒い日は、なんでもいいから温かいものが食べたくなるものです。
薪がなくなりそうになったら、ちょこちょこ補充しつつ。
火が勢いがあって、ラーメンがのびないうちに食べられそう‼
ワクワク♡
すぐに沸騰したので、熱々のラーメンをほうばりました。
冷めたらまたストーブに戻して、の繰り返しで…最後までアッツアツですw
最高にうまいですね!
【驚くことなかれ】使用した薪はたったの3本!こんなにエコな焚き火はかつてあっただろうか?
かれこれ日が暮れるまで2時間弱。
ドラマを1本見て、ボケーーっとお酒を飲んでましたが、使用した薪はたったの3本。
温まるだけならそんなに必要ないので、ケチりながらの使用でしたが、これは上等なんじゃないかと…!
確かにガンガン薪をくべながらの焚き火もいいけど、少人数ならそんなことする必要もありませんからねえ(_ _).。o○
3分の2の薪はそのまま持って帰ることに…
ということは、きょうの薪代100円????
「安っ!」とひとりツッコミしてしまいましたよっw
使ってみた感想
メリット…少人数の焚き火・調理にはこの上ないストーブ
②少人数で温まるならじゅうぶん火力がある
③断熱材が効いてるから、調理熱のわたりも最高!
④上昇気流も手伝って火付きも良い
最高でした!
ちなみに、エコズームの重さの正体は「断熱材」。
こればかりは仕方ないのです…
デメリット…焚き火台のような「おおきな火を見る」目的にはあまり向かない、重い
いっぽうデメリットは
②大人数で煮炊き調理するには火力が足りない
③重い(6.5kgあるのでヒョイとは持てない)
まとめ:薪の使用量が少なくて済む!ソロキャンプに超オススメのエコストーブであることは間違いなし
ここで一度まとめましょう。
①薪の使用を最小限ですませられる
②少人数で温まるならじゅうぶん火力がある
③断熱材が効いてるから、調理熱のわたりも最高!
④上昇気流も手伝ってくれ火付きも良い
最高のストーブである!!ということがわかりました。
アマゾンの商品ページには「薪すら必要ない」書いてありますから、究極はその辺に落ちている木だけで完結するものです。
調理に特化させるなら、必要じゅうぶんで燃料いらず。
アウトドアでの食事に、EcoZoom Versa(エコズーム・バーサ)をつかえば、とってもエコなキャンプが楽しめます。ひと握りの落ちている枝だけで、一人分の食事が作れます。
Co2排出で問題となっているのは、石油やガスなどの化石燃料なのです。落ちている枝を燃やしても、地球上のCo2量は増えないのです。(Co2の形が変わるだけで全体量は増えない。地面の下にある化石燃料を燃やすと、地球上のCo2が増えてしまう)
自然を愛する人に、ぜひ使っていただきたいアイテムです。
エコズームは火力がスゴイ!
- だから、色んな料理を楽しめます。
- 特大ジンギスカン
- ピザ
- 特大アヒージョ
- 鯛の塩釜焼き
- パスタなど
なんでも調理でき、ダッチオーブンとの相性も抜群!
焼く、煮る、炒める、どんな調理でもOK.
中華鍋も振れる火力が、おいしさを引き出します
次は焼き芋などもやってみたいと思っています( ^ω^ )
本当に少ない薪で煮炊きができる驚きのストーブ。あなたも使ってみてはいかがでしょうか?
「エコズーム・バーサ」にはケースがあります
「エコズーム・バーサ」は6.5kgもあるため持ち運びにはちょっと苦労するのですが、ケースに入れれば持ちやすくなるのでオススメです。
入っていたケースも、薄いダンボールで心もとない感じだったので(_ _).。o○
早速ポチりました。
これなら手提げのように持てますね!
以上、『「エコズーム・バーサ」徹底レビュー・感想まとめ【2時間たいて薪3本?ソロキャンプにベストすぎるストーブ】』の記事をお送りしました!
「エコ・バーサ」と一緒に購入したほうがいいアイテム
焚き火シート(スパッタシート)
「エコ・バーサ」を使う際は、地面へのダメージが大。
焚き火台と同様、しっかりと焚き火シートを弾くことをおすすめします。
キャンプ場によっては、焚き火シートがないと火気使用を禁じている所も多いです。
ナタとのこ
「エコ・バーサ」には、大きな薪は入りません。
細かくするためのナタとのこは必携です。
細かくする作業が面倒、という場合は細かい薪(割り箸くらいのサイズ)やを購入してから使いましょう。
フィールドチャッカー
火をつけるのに時間がかかると、体中が冷え切ってしまう…
そんなお悩みを解消するのが、SOTOフィールドチャッカー。
チャッカマンの数倍火力の大きいガストーチがあれば、火がつかないという悩みとは無縁になりました。これ経由で着火剤(細かい枝などでもok)につけてしまえば、15分は絶対に火が消えることがないです。
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もちろん車中泊もこれで快適( ^ω^ )