こんにちは、高知県在住アウトドアライターのaimiです。
2021年10月9日土曜日、紅葉真っ盛りの石鎚山へ。
紅葉時期に登るのは3度目、ご来光ナイトハイクは2度目。
1年でいちば〜ん混む時期ではありますが、四国に住んでいる以上は見逃せない山なのであります((((;゚Д゚)))))))
何度行っても良い、違う顔を見せてくれるとあって飽きることがありません。
今回は初めての墓場尾根、東稜(ともにバリエーションルート)のオプション付きということで、混雑回避する案でしたがどうなったのでしょうか…⁈
お楽しみに!
【今回歩いたルート】往路は土小屋ルート、帰路は東稜ルート。なるべく混雑・すれ違い回避
土小屋駐車場(無料)→弥山・ご来光見学→南尖峰→東稜ルート→第3ベンチ→土小屋駐車場
午前3時に土小屋駐車場について、約2時間半で弥山へ。
10月9日の日の出時刻は6時6分。
それまでには余裕でついておかないといけないので、30分前には行けるように登ります。
【登山レポート】
<出発まで>土小屋駐車場が大混雑!深夜3時ですでに停めるところが遠い…
10月9日の土小屋付近は快晴!
雲ひとつない満天の星が見えています!!
実は前日の夜ほとんど寝れませんでして、運転を交代してもらっている間にウトウトするはずが…
やはり運転手(今回は夫)を眠くさせてしまうのは悪いと思い(自分も欲を言えばあまり寝て欲しくない派・眠くなるから)、2日前にサブスク解禁になった「GLAY」のベストを大声で熱唱してたらあっという間によさこい峠へ。
夫の方が歌詞詳しく知ってるやん!とかツッコミを入れつつw
土小屋では車の光が多いと思い、ここで一度車を降りて星空撮影を…と思いましたがあまり時間に余裕がなく、パッと眺めただけで土小屋でまっしぐら。
それでも、今シーズン一番の満天の星に興奮((((;゚Д゚)))))))
これは期待していいのではないでしょうか???
土小屋に着くと、登山準備をする人、出発する人、駐車場を探す車…
すでにカオス状態!!
バスの置き場にも停まっているんですが???
もう車の中は空っぽなので、皆さんすでに山の中にいるのでしょうね…
私たちも早急に準備して出発ですよ〜♪
<出発直後>暑くないのでサクサク登れる+体重減の効果がここに…
土小屋を出発後、1枚も写真がなくて申し訳ないのですが…
次々と登ってる方がいたので、自分より早そうなら譲って抜かす時は声をかけて。
暗闇なので、お互い譲り合いが大事ですね。
トレランなんてもってのほかです。
階段の下は崖なんてところもザラなので走るのはムリ。
余裕を持った計画で登りたいものですね〜
唯一、二の鎖小屋の上で白装束をお召しになった方がいい感じでしたので、撮らせていただきました。
私事ですが、体重を少し減らしたのもあってかなりラクに登ることができました。
やはり食事の見直しは大事ですね〜((((;゚Д゚)))))))
秋真っ只中ですが、食べるものを厳選したらだいぶ落とせたんです。
でも食べたいものは食べます。
結局は”何をどれだけ食べるか””代謝”で決まります。バランス重要。
これは別途記事にしてみるかもしれません。
<弥山到着>コロナ明けの人出爆発?目を疑う光景がそこに。人人人!!!
弥山には200人くらいがだいぶ前から待機されていましたようです…。
エマージェンシーシートを被った残骸があったり、サーモスのマットがたたんで置いてあったり。
その上で暖をとっていたのでしょう。
あちこちに散乱してました。
でも皆さんが待機する場所からは少し離れたところにあり、迷惑というわけではなかったんですがカオスでしたw
この日はラッキーなことに快晴無風でしたが、4年前は爆風で寒すぎましたからねw
長時間待っていると天候も変わってくるでしょうから、あらゆる装備が必要なのでしょう。
私たち夫婦は待機時間30分程度で、まあまあベストポジションにいられましたからこれも運なのかもしれません…
”どこがいい”とはその方の狙っている構図もあるでしょうから一概には言えませんが、上段が毎年人気なようですよ♪( ´θ`)ノ
<ご来光の瞬間>太陽チラリズムがまた良いスパイスに
午前6時6分。
少し遅れて雲の切れ間から太陽が顔を出してくれました!
ひと通り撮影を終えた方が、場所を譲ってくれて少し前で撮影することに成功。
あとで声をかけてくれた友人の周りはピリピリした雰囲気だったというから、こういうのは嬉しいですね。
(こんなとこで舌打ちとかする人いるんだ…)
山はみんなのものですから、占領しすぎはよくありません((((;゚Д゚)))))))
<天狗岳へGO!>混まないうちに下山ルートへ
弥山で休憩するのはちょっとなあという感じでしたので、さっさと天狗岳へ。
混んでいたら怖いルートも、この日はサクサク進めます!
みんな写真を撮りながら進むので、ゆったりめですが。
抜かしたりせず広い心で待ちましょう。
岩場の”抜かし”はあまりオススメしませんしね。
今日のご来光は昨日以上の混雑だったそうな😭
— aimi@高知移住アウトドアライター🚲 (@aiaiminini) October 10, 2021
朝は快晴でしたからね⛰️
写真はふたつに増殖してた天狗岳カンバンと5キロの軽量化をはかったワタシ📸まだ軽くしたい。登るのがかなり楽。
夫は密をさけ下に待機🙌 pic.twitter.com/QO64hPND0U
<岩場をつたって>墓場尾根も大混雑、少し堪能したら登りかえし稜線復帰
墓場尾根は初でしたが、登山ツアーさんが突っ込んできたのでここで混むと危険と判断してすぐに登りかえし。
それでも全体像はみれたので大満足です。
すれ違い待ち20人とか無理…
下山が遅れるとまた混雑という悪循環になりますからね:(;゙゚’ω゚’):
<東稜ルートで下山>スリル満点・プチクライミング
東稜ルートは「山と高原地図」でも破線となっている難ルート。
バリエーションルートとなっていますが、岩登り経験のある方、ボルダリングに慣れている方ならチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか?
ただ落ちたら即アウトという場所も多いのでソロは控えたいところ。
今回は、夫とともに下山ルートに使いました。
この日はすれ違いに少し時間を使うこともありましたが、比較的スムーズに歩くことができましたよ。
<第3ベンチ(東稜ルート終点)〜土小屋>200〜300人のすれ違い挨拶に声も枯れるw
東稜ルートは後半ヤブが多いですが、朝露も乾いていて快適に戻ってこれました。
土小屋登山道と合流する第3ベンチでは、ものすごい人!
それもそのはず。
お昼に山頂を目指す方がほとんどでしょうから、大渋滞ですw
道が広いので、待機する場面はあまりなかったですがカオスであることは変わりありません。
<「土小屋terrace」にて休憩>石鎚山麓の地蜜を使ったいちごスムージーでクールダウン
ゴールの土小屋には2020年にできたばかりのカフェが。
いつもソロが多かったので、入りづらかったのですが…
今回は立ち寄り〜♪
ここは自宅までけっこう遠いのでさっさと帰ってしまうことも多かったけれど、結構使えそうですな!
ちなみに2階はレストランになってます。
がっつりジビエを食べるもよし、気軽にうどんをすするのもよし。
今回は山仲間のあいだで美味しいと評判のイチゴシェイクを飲んでみます(こちらは1階オーダー)。
シェイクは、いちごのつぶつぶがそのままに。
一気に身体がひえちゃいました^ – ^
お腹にもけっこうたまる系の”食べる”飲み物なので、お腹をすかせてぜひどうぞ〜♪
【まとめ】混雑の石鎚山だったけど、やっぱり圧巻の素晴らしさでした
「なぜこんな混んでいるときに行くのか?」と言われることもありますが、やっぱり美しいから登りたくなっちゃいます。
年2回は絶対登ってるのですが、やはり1回は秋になっちゃいますね〜
でもドンピシャの時期は実は避けていたりするのです。
しかし、今回久しぶりにパワーもらいたいなと思ってほぼ徹夜状態で強行してきましたが…やっぱりよかった!!
来年もまた違う構図で狙ってみようと企んでいます。平日にねw
久しぶりの石鎚に、夫も興奮していたみたいですし連れて行ってよかったなあ〜と思いました。
以上『【石鎚山紅葉&ご来光】土小屋からナイトハイク!墓場尾根・東稜ルートにほれぼれ』の記事をお送りしました。
石鎚山系の「山と高原地図」はこちら
今回使った東稜ルートの最新情報についても詳しく載っている「山と高原地図」。
気になっている方はぜひ、入念にチェックの上お出かけください!
※初めての方は岩場に慣れている経験者と一緒に行かれることをおすすめします。
関連記事
1年でいちばん混む!石鎚山の紅葉を混雑を避けて楽しむ3つの方法
本記事にも書かせていただいた通り、混雑対策は事前にしてから向かうことをおすすめします。
特に公共交通機関が少ないこともあり、車で向かう方が大多数かと思いますので駐車場問題も。
四国・石鎚山系の営業小屋&避難小屋一覧
【今回使用したハンドライト】OLIGHT(オーライト)「RN1500」はなんとCAT EYE「VOLT1700」の半額で購入できコスパ最高♪
自転車ブログの方でもご紹介した、すっごく明るい1500ルーメンのライト。
ハンディライトとしても優秀なので、ど田舎の暗闇行動に重宝しています。
もちろんナイトハイクのお供としても◎!今回がっつり使用。