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【日帰り12h】三嶺~西熊山~天狗塚~牛の背~亀尻峠ぐるり20キロ大縦走

【日帰り】三嶺~西熊山~天狗塚~牛の背~亀尻峠ぐるり20キロ大縦走登山レポート/徳島県
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こんにちは、アウトドアライターのaimiです。

9月のまだ日の長い時期に、温めておいた計画を実行!

三嶺~西熊山~天狗塚~牛の背~亀尻峠の大縦走!

剣山系メインルートからすこし外れているので、夏休みの賑わいからもすこし静かに歩けるのではないか?と思い歩いてきました。

aimi
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狙い通り、とっても人が少なかったです♪

ありがたや~

今回のコース

名頃登山口~三嶺~西熊山~天狗塚~牛の背~亀尻峠~亀尻峠登山口~久保バス停

休憩2時間半含む、13時間半(標準コースタイムは11~12時間)・21km

※久保バス停から名頃には四国交通バス(東祖谷地区・1日4便)16時38分の便で戻る計画

2023年度バス時刻表は

YAMAP記録はこちら

ぜんぶ歩こうとすると、30km超えということで…^^;

バス運行時期を狙っての計画(2023年度は4月22日~11月19日まで)でした。

ちなみに、私がこのエリアに毎年訪問していたのがバス運行終了後。

その時期は圧倒的に山が空いているから良いとはいえ、ロングスケジュールはなかなか厳しいんですよね…

トレーニングを兼ねて、日帰りで挑戦することにしましたよ‼

aimi
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亀尻峠登山口はオフロードなので自転車をデポするのもちょっと難しそう…

なら車道は徒歩しかないよね!

【登山レポート】三嶺~西熊山~天狗塚~牛の背~亀尻峠ぐるり20キロ大縦走

名頃登山口は前夜入りが便利

高知では「さんれい」、徳島では「みうね」と呼ばれる山・三嶺登山口の名頃

9月初旬。やっと秋の気配がしてきたと思っていた高知市内(すき家で夜ご飯を食べてからやってきた)はまだまだ熱帯夜の様相。

しかし名頃登山口につくころには気温23度!

天国やないか~い!とひとりツッコミを入れつつ仮眠。

東祖谷エリアは実は、夜になってからの移動が快適なんです。

すれ違い困難な439号線は、日中はかなり時間がかかりますからね…

お酒を飲むと起きれなくなるかもでしたので、お茶で我慢し、YouTube見ながら就寝。

※ちなみにソフトバンク以外は電波バリバリ3本立ってました

<おすすめ記事>【登山の車中泊】アウトドアライターが使っているおすすめアイテム11選!

名頃登山口を3時半スタート!

野生動物の気配を感じながら登ります
タマゴタケは本当に卵のよう

3時間ほどの仮眠をし、朝ごはん準備。

名頃の登山口には「飲用注意」と看板のある水道しかありませんので、なにか調理したい場合は飲料水の持参が便利です。

コーヒーを入れ、目が覚めたところでクライムオン!

いきなり作業道に出てしまうトラブルが有りましたが(まちがえた!)、一度歩いている道なので順調に進めました。

タマゴタケ等、さまざまなキノコも生えてきている時期。

真っ暗だとつまらないと思いきや…結構楽しませてくれました。

三嶺直下でご来光!

木々の隙間からオレンジ色の光が
秋の雲らしくなってきてます
朝日に当たるツリガネニンジン
連なる山々を望む
三嶺といえば池とヒュッテの写真を撮らないとですね!

名頃登山口から約3時間。

三嶺ヒュッテの手前でご来光をむかえました。

おおむね順調に登れているようですが、やはり暑かった!

ご褒美のような景色にうれしくなってしまいました。

ヒュッテにはかなりの人の気配がありましたのでスルー、山頂に向かいます。

山頂では、ソロの男性がいたので談笑。同じくナイトハイク日帰りの方でしたw

三嶺山頂~西熊山~天狗峠

四国で一番美しい山。鏡面のような池が、それをさらに引き立ててくれています
徳島の集落がいくつか見えてきました。白骨樹が良い被写体になってくれます
時折くもってくれたので、快適に歩けました。
唯一であった団体さんでした
まだまだ先は長いぞ~
西熊山山頂にて
天狗塚の頭がぴょこっと見える、早朝は石鎚山系も見えた
お亀岩分岐

三嶺の山頂をあとにすると、朝露が足もとを濡らしてきます。

この日は暑いと思ったのでゲイター持参してこなかったのですが、気になる方はあったほうが良いですね。

以前10月に縦走した際は、ないと寒すぎて悲惨なことになったので^^;

結局、天狗塚くらいまでは足の中がチャプチャプしてました(泣)

すれ違った方は全員「お亀岩避難小屋」泊の方ばかりで、それでも週末にしては少なくて10人くらい。静かな山歩きを楽しめました。

西熊山につくと、一旦激下りとなります。

このあたりで大きく見えた三嶺も見納めになりますね~

天狗峠~天狗塚、この旅のハイライト!

天狗峠は西山林道登山口からの登山者が多いです
先行者にモデルになっていただきました
秋雲と夏雲の演出が素晴らしい

三嶺もいいですが、天狗塚への道が好きという方も多いのではないでしょうか?私もその1人。

まるで北アルプスの双六岳から槍ヶ岳を見るような構図で写真が撮れちゃいます

天狗峠からの登山者もチョコチョコ見られるようになってきましたが、まだお昼前なのでほぼ貸切状態ですw

サイコー過ぎます!この景色。

初・牛ノ背に感動!だだっ広い笹原に池塘が!

牛ノ背方面から上ってくる登山者
池塘には水が少なく、迫力はなかったのですが、いきなり雰囲気が変わり癒やされました
天狗塚を振り返ると楽園のような景色
ぐちゃぐちゃだった足の中を開放、なかなかの汚れ具合でした!サロモン「SPEED CROSS」は車道も歩きやすかったですが、笹で足元が見えない道も多かったので、ミドルカットの靴を推奨します

天狗塚から先は未踏の地。

とても楽しみにしていましたが、山頂直下の道がなかなか歩きにくく、苦戦します。

いったんおりてしまえば笹も短めで歩きやすくなるのですが、すれ違いもしにくそうなほど狭い道でしたのでご注意を。やはりあまり歩かれていないからでしょうか。

途中の岩で、ちょっとお昼寝を。

向こうから見ていて、ココで休憩したほうが気持ちよさそうだな~と思ったので!

さて、下山しますか!

亀尻峠までの道は”古道”感たっぷり!

ブナ生い茂る道は、雰囲気があってよかったです
テープがこれでもかとあるので迷うことはないですが、かなりあぶないガレ場があるので要注意でした
素晴らしく形の良いタマゴタケ、しかしタマゴタケモドキは毒があるので見分けがつかないならとらないほうが良い
涼しい場所にはホトトギスの名残が
登山口には「体力と時間のない人はいかないよう」と注意書きが。確かに…(汗)
亀尻峠登山口は、クルマで行くのはかなり難易度が高そう
バス停のある久保集落が見えた!
バス停前にきれいなお手洗いがありました!
おつかれ様でした!結構ギリギリに到着、バスは時刻通りきました。

亀尻峠は昔の人が登山などに使ったいにしえの道。

西山林道(天狗塚への最短登山口)は人工林多めの道でしたから、こちらからのほうが雰囲気がありましたね。つぎは紅葉した時期に歩いてみたい!

しかし亀尻峠から下にはガレ場、ザレ場が続く場所もあり、疲れた足にこたえました。

ゆっくりでも良いのでケガをしないように確実に進みましたよ。

aimi
aimi

こんなところで怪我しても救助に来るのは果てしなく遠くからだろうしね…

ゴールは、バス発車の5分前!意外とギリギリに到着しました。

途中水浴びしたり、かなり休んだりしていましたからね…

秋めいてきたとはいえ、暑い日だったので…あまりにも日当たりが強かったら天狗峠から降りることも検討しましたが、雲多めだったので助かりました

※ちなみに天狗峠(イザリ峠)登山口の最寄りバス停も久保

そして、この夏から導入したエバニューの軽量日傘の活躍も‼

縦走の手助けとなってくれました。

aimi
aimi

おつかれさまでした!

【まとめ】天狗塚~牛ノ背~亀尻峠は剣山系の〆に最適です

剣山といえば、日本百名山にも数えられ、シーズンともなるとすごい人なわけですが…

三嶺から西は人がたくさんいるエリアではないので、静かな山歩きが楽しめましたよ。

牛ノ背~剣山~一ノ森は全縦走すると1泊2日~2泊3日かかるルート、区切れば日帰りでも可能ですので、是非挑戦してみてくださいね!

以上、「【日帰り12h】三嶺~西熊山~天狗塚~牛の背~亀尻峠ぐるり20キロ大縦走」の記事をお送りしました。

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登山レポート/徳島県
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