こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
私の住む四国からも、各地方都市に高速バスが発達してきました。
運転しなくとも、数百キロ先まで運んでくれる画期的なバス。
ひとりだと交代要員もいないし、運転は疲れますからね…
その点、寝てれば到着するのでバスは楽ちん♬
そこで、悩ましいのが天気。
いくら楽しい旅行計画を立てても台風や豪雪などの荒れる予報だと、行っても楽しめないためキャンセルする人も多いかと思います。
また、突然家庭の事情で法事が入り行けなくなる…という事も十分ありえますよね。
そこで、各高速バスの「キャンセル料」を比較してみました。
【会社別】高速バスキャンセル料徹底比較!
「高速バス予約サイト」は大きく分けて3つ。
- 公式予約サイト
- 外部予約サイト
- 比較サイト
があります。
なかでも「比較サイト」は行きたい路線を走るすべての路線を比べて予約できるので、便利。
最安値で予約できますからね…!
しかし、キャンセル料の面で見ると不利になる場合が多いです。
ひとつひとつ見てきましょう♪
【大前提】キャンセル料は、路線・運賃種別・キャンセル日により異なる
まずどの予約サイトにも言えることなのですが、キャンセル料は
- 路線
- 運賃種別
- キャンセル日(払戻日)
によって異なる、ということが大前提です。
したがって、
- 距離が長いほど、金額が高くなる
- 繁忙期ほど、金額が高くなる
- 直前キャンセルほど、キャンセル料が高くなる
という事になります( `ー´)ノ
公式予約サイト
「高速バスネット」…既定のキャンセル料、会員登録で事務手数料500円カット可能
「高速バスネット」はJRをはじめとする各社バスのポータルサイト。
無料会員登録をしていないと、キャンセル料のほかに事務手数料500円を取られます。
1度しか使わなくても会員になっておくべきでしょう。
≪①高速バスネットでクレジット決済(会員)≫
- WEB乗車票のバスが始発バス停を出発する2時間前(一部の路線では乗車バス停出発の10分前まで)は、マイメニューの予約(支払)状況一覧から取消が可能
- 払いもどしの際に、キャンセル料が発生。
≪②会員登録をせず公式サイトでクレジット決済(非会員)≫
- 払戻する乗車券の券面記載の指定時刻まではWEB払戻しサービス(https://www.kousokubus.net/BusRsv/ja/paybackpolicy)で取扱い
- 払戻する乗車券の券面記載の指定時刻までは払戻し電話サービス(0570-046-046)で取扱い
- 払いもどしの際に、キャンセル料が発生。また、キャンセル料の他、別途事務手数料500円(税別)が必要。
≪③コンビニで購入≫
②と同じ
「ハイウェイバスドットコム」…既定のキャンセル料、会員登録で事務手数料500円カット可能
「ハイウェイバスドットコム」は京王バスが運営するバス予約システムです。
キャンセル料の規定は、上記「高速バスネット」とまったく同じ。
「発車オーライネット」…100円〜会員登録で事務手数料500円カット可能
「発車オーライネット」は全国のバス会社がほぼすべて利用している、共同運行型サイト。
キャンセル料は100円〜。
しかしクレジットカード払い以外は、上乗せで手数料(例えばコンビニ払いの場合は540円)が必要。
とはいえ、キャンセル料100円〜は良心的!業界最安値ではないでしょうか。
会社にもよりますが、私のよく使う路線は100円でした。
これに何度助かったことか…汗
外部予約サイト
ポイントがたまったり会員登録の手間も省けるなど(すでに会員の方が多いでしょう)、メリットが多い外部予約サイト。
しかしキャンセルとなると別。
公式予約サイトよりも条件が厳しい場合もあるので要注意です。
以下の中では「ウィラートラベル」のキャンセル料が際立って高いですね(*_*;
良いシートが多いだけに残念…( ゚Д゚)
「じゃらんnet」…既定のキャンセル料+取消手数料500円
「じゃらんnet」はリクルートが運営する、旅行サイト。
お支払い後のキャンセルについては、キャンセルの時期に拘わらず、各バス会社が定めるキャンセルポリシーとは別に取消手続手数料として¥500(税抜)を申し受けます。
「楽天トラベル」…乗車日の2日前まで640円、乗車日の前日・当日20%
「楽天トラベル」のキャンセル料はバス会社の規定によりますが、特に記述がなければ
- 出発11日前までのキャンセル:キャンセル料なし
- 出発10~8日前のキャンセル:バス代金の20%
- 出発7~2日前のキャンセル:バス代金の30%
- 出発前日のキャンセル:バス代金の40%
- 出発当日出発前のキャンセル:バス代金の50%
- 出発時間後のキャンセル:バス代金の100%
楽天トラベルの一般的なキャンセル料にのっとってるね。
とはいえ、楽天はスーパーセールなど、ポイント倍増日を狙って予約するのもアリですし、独自のクーポンがしょっちゅう出ていますから要チェックです(*^^)v
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「ウィラーバス」…出発の7日前~2日前までの場合は料金の30%、出発日前日・当日の場合料金の50%
「ウィラーバス」は出発日の8日前までなら無料でキャンセル可能ですが、キャンセルの手続きが出発日の7日前~2日前までの場合は料金の30%が、出発日前日・当日の場合料金の50%が、それぞれキャンセル料としてかかります。
また予約済の人数よりも人が減る、乗客の性別を変更する、などの場合にもキャンセル料が発生することがあります。
ほかのバス会社と比べると、きびしい印象。
1週間前は無料のところが多いのに、「ウィラー」はキャンセル料がかかるのは痛い!
比較サイト
「バス比較なび」…リンク先のバス会社規定による
「バス比較なび」は全国すべてのバス会社の最安値を導き出してくれる便利なサイト。
したがって、「バス比較なび」のキャンセル規定はありません。
キャンセル料は、リンク先のバス会社のキャンセル規定によりますのでご注意を。
「高速バスドットコム」…リンク先のバス会社規定による
「高速バスドットコム」も「バス比較ナビ」と同様、全国1,000以上のバス会社から最安値を導き出してくれるサイト。「バス比較ナビ」とちょっと異なる点としては、
- ホテル込みのツアーも選べる
- ポイント(支払い料金の2%)がたまる
- ヤフートラベルのアカウントが利用できるので、住所・氏名入力の手間が省ける
ということ♪
キャンセル料は、リンク先のバス会社のキャンセル規定によりますのでご注意を。
「バスぷらざ」…リンク先のバス会社規定による&取り消し連絡もしないとダメ
「バスぷらざ」は”日本旅行”の運営するバス予約サイト。
「マイポイント」というポイント制度もあり、会員登録すると住所氏名の入力が省けるのは便利だったり…。
キャンセル料はリンク先のバス会社規定によります。
さらに自分でそのバス会社と連絡を取り合う必要がありやや面倒。
これは面倒…!
- 往復or片道か
- バス会社やサポートセンターに取消連絡済みor運休か
を選択のうえ、申請してください。
※乗車日前日までは、取消ボタンが表示されています。
取消ボタンを押した場合は取消・払戻手数料(+コンビニ決済の場合は振込手数料)がかかります。
※※乗車日まで期間があるときは、サポートセンターの営業時間内にお電話にてご連絡ください。※※
払戻申請は、予約取消ではありません。運休以外の便で取消連絡をしていない場合は
返金対象にはなりません。不乗証明書・再購入証明書は送付先に郵送が必要です。
\日本旅行の運営する高速バス予約サイト/
まとめ:→公式予約サイトなら「発車オーライネット」、外部予約サイトなら「楽天トラベル」がキャンセル料が安い。しかし取り扱いバス会社は両社ともちがうので、よく見極めること!
ここでいちどまとめましょう!
≪公式予約サイト≫
- 「高速バスネット」…既定のキャンセル料、会員登録で事務手数料500円カット可能
- 「ハイウェイバスドットコム」…既定のキャンセル料、会員登録で事務手数料500円カット可能
- 「発車オーライネット」…100円〜会員登録で事務手数料500円カット可能
≪外部予約サイト≫
- 「じゃらんnet」…既定のキャンセル料+取消手数料500円
- 「楽天トラベル」…出発の7日前~2日前までの場合は料金の30%、出発日前日・当日の場合料金の50%、出発後は100%
- 「ウィラーバス」…出発の7日前~2日前までの場合は料金の30%、出発日前日・当日の場合料金の50%
≪比較サイト≫
→公式予約サイトなら「発車オーライネット」、外部予約サイトなら「楽天トラベル」がキャンセル料が安い。しかし取り扱いバス会社は両社ともちがうので、よく見極めること!
高速バスは以前よく使っていたのですが2度当日キャンセルしたことがあり、それがトラウマになったのであまり利用しなくなってしまったんですよね。(※もちろん全額返金されませんでした)
登山の帰路の予約は、時間が読めなくて間に合わなかったんですよね‥‥
ペース配分がむずかしい!
しかし首都圏に住んでいるとバス以外の交通手段(新幹線・特急)もあるので、キャンセルしても意外とほかの手段でスルッと帰れたりするんですよ(>_<)
キャンセルが怖いので…バスを使うのは往路だけだったりしますね~。
あなたのお役に立てれば幸いです。
以上、『【会社別】高速バス・キャンセル料徹底比較!意外とバカにならないので要注意!』の記事をお送りしました。
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2〜3年に1回は新潟まで車で行っているので経験をもとに書きました。※姉妹サイトに飛びます