こんにちは!高知県在住アウトドアライターのaimiです。
先日「四国カルスト」に訪れ、まる1日滞在し写真を撮りまくってきたレポートをしていきます♪
2年前にも10月に訪れた四国カルストでしたが、連休に行ったということもありわりと混んでいたんですよね。
今回は長い時間星空撮影もしたいということで、長時間外にいても耐えられる気温である9月を選ばせていただきましたw
でもタイトルに書いた通り、不発に終わったのですが…
…とまあ失敗も含め、楽しかったのでお伝えしていきますね٩( ᐛ )و
「四国カルスト」は最高!でも行くちょっとした動機はあったほうがいい
天の川撮影に適した日→新月の日はどうもお天気が芳しくなさそう…急遽出かけることに
秋になると天候は安定するはず…でしたが甘くはなかったですね。
秋雨前線のしわざでなかなかうまいことは行きません…
そもそも日本が熱帯化している影響で、スコールみたいなゲリラ豪雨現象が増え、台風の数も激減?
で、四国カルストに行く日程を練っていたのですが、雨予報が並んでしまって行くのをためらいます。
というのも、私の装備は雨仕様ではないから(苦笑)
山岳テントで簡易的なキャンプばかりしているので、タープなども持ってないんですよね。
雨で行くというのもメンタルが強くないとダメですw
四国カルストは完全に稜線上なので、風も凄いですから。
まあ、雨予報なら面白くないし、あそこはぬかるみになるから行かないほうが無難です!
あっさりと新月の日・9月17日(2020年の場合はこの日でした)はあきらめ…
「月は見えてしまうけど、ゆるキャンでいっか」と心を入れ替えて行ってみることに。
17時にキャンプ場着という、四国在住者の特権をいかし(!)テントサイトのある愛媛県久万高原町・姫鶴荘にクルマを走らせました。
【秋の四国カルスト】星空が不発だったが、牛がいっぱい出てきて撮れ高満点⁈レポート
17時過ぎると、キャンプ場受付はやってない→翌日支払いに
17時をねらったものの、日曜ということもあってくだり(帰り)のクルマのすれ違いで意外に時間がかかり、時間オーバーw
後日記事にしようと思っていますが、四国カルストに行く方法はおもに2種類あり、そのうち細い方を選んだからです。
ということであっさりと、姫鶴荘の受付も閉鎖…。
まあ、そうなりますよね〜!
気持ちを切り替えてテントを組み立て、夕暮れ撮影に繰り出しましょう〜♪
テントサイトはだいぶ余裕あり!さすが日曜
2年前の10月に来た時と大きく違うのは”あすは平日”ということ。
やはりテントの数が少ないように思います。
前々日まで雨が降っていた関係で、水たまりも多々あり…
場所が選べないのはつらいですから助かりました_φ( ̄ー ̄ )
そして驚くことに、お隣のテントの方が挨拶をしに来られました。
四国カルストってちょっとワイルド系キャンプの部類に入るからやや驚きましたが、「赤ちゃんが夜泣きしたらすみません」とのことで納得。
いやいや、私こそ星が出たらゴソゴソするつもりでしたからお互い様だなあと思って、そのこともちょっとお話ししました。
結局、何も撮影することはありませんでしたが…汗
ここからは余談なのですが…
それよりも朝の7時から工事現場のような音を出しているキャンパーさんには閉口しましたw
見てみると、朝づゆをとる(⁈)掃除機みたいのを起動させてるみたいでゴーゴーうるさい(汗)
あんなのあるのか〜と結構たくさんのキャンパー達がチラ見してました…
あれは良くないですねえ。
日没17時50分、惨敗決定かと思いきや…?標高を上げれば上げるほど幻想的な世界
日没を見るなら、天狗荘側(高知県側)に少し走ってから見るようにしたかったので東屋(展望台のある場所)の方に向かいますが、行って見ると20m先も見えない虚無の世界…
ということで引き返し、かなり愛媛側まで戻って待機することに。
路肩のスペースに停めれば待機できます。
待避所もない場所=迷惑になるので注意したいところ。
そして驚いたのが、これはいい絵が撮れるのでは?ということで。
テントに帰るとガスだし寒いので、おとなしく寝ることに
テントに帰ると、先ほどまで視界のあったサイトのフラットな場所もガスが上がってきてしまい。
隣のテントも見えるか見えないかというくらいまでになってましたw
あきらめてさっさと寝ることにします…(予想はできましたがね)
星空撮影はダメダメ、4時まで1時間おきに起きるも惨敗
四国カルストは電波が不安定なので、ネットサーフィンはちょっと固まる…
こういう時はラジオが活躍します。
明日の天気なども、NHKラジオでバッチリ聞けますので重宝しますね。
懐中電灯付きのものは、災害の時にも役立つのでひとつ持ってても損は無いです。
ホットワインを飲みながらゴロゴロしてたらいつの間にか寝てました((((;゚Д゚)))))))
深夜1時に一度起きたので空を見上げてみると…
やっぱりだめだ…
4時起床であたりが焼ける様子を観察
4時に3度目の天候チェック、、、
3時よりもいくぶん視界がひらけたように思いました。
早く寝たのもあって、眠くはなかったのでしばし粘ってみることに。
9月14日の日の出は5時50分くらい。
その結構前から明るくなり始めたのでした…
朝食をとりつつ、タイムラプスの撮影!
日の出直前に、ガスがわき始め…吉と出るか凶と出るか?
あまりに撮れ高が少ないため”タイムラプス”をとってみることに♪
以下をご覧くださいませ。
結果は「凶」の方でした、ここぞという瞬間に雲が邪魔をしてしまいましたねw
とはいえ、目の前を人が横切るというハプニングがありつつも、面白い絵が撮れました♡
撮影後はセラピーロードへ♪その帰りに目にした光景がこの日最大の撮れ高⁈
時計を見るとまだ8時。
まだ帰るにはもったいない時間なので、山歩き♪
高知県側から歩ける「セラピーロード」を散策し、天狗荘でランチ。
その行き帰りに目にした光景が”THE・晩夏”という感じで最高だったので、ご覧いただければと思います。
まとめ:「四国カルスト」はすべてが写真映えするスポット。でも目的達成は運かな?
”四国カルスト24時間滞在(夕方にきて夕方に帰る。1日とちょっとの休みがあれば仕事が終わってからでもOK)”はなんだかんだでとっても楽しめました♪(´ε` )
「山の天気は変わりやすい」というけれど、あれだけのガスに飲まれたのに1度も雨に当たらなかったのは奇跡としか言いようがないように思いますw
テントは朝づゆでただでさえビショビショにはなりますが、雨降るとさらに不快だったでしょうからね〜
かなり風も強かったので、焚き火はできませんし(危険)。
バーナーで温かいものを取れる体制をとっていたので、服が足りなくてもなんとかしのげました。
しかし9月下旬からは、山の上はもう冬。
山は甘くみてはいけないんだよね!
行かれる方は、『四国カルスト=2ヶ月くらい早く寒くなるイメージ』で防寒の準備をお願いします♪(´ε` )
四国カルストの標高は、テントサイトのある「姫鶴平」で標高1,200mほど。
たとえば海抜ほぼ0mの高知市とは9.6度違う計算です。
以上、『【秋の四国カルスト】星空が不発だったが、牛がいっぱい出てきて撮れ高満点⁈レポート』の記事をお送りしました。
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ゴールの「大引割・小引割」までゆっくり歩くと往復で4〜5時間ですが、サクッと歩くコースもあるのでチェックしていただけると幸いです。