こんにちは。アウトドアライターのaimiです。
キャンプには「火」が欠かせませんよね。
あなたは、キャンプを楽しむとき「直火」ですか?
または「バーナー」?
「焚火台」?
私は「直火OK」のキャンプ場でも直火は絶対にしません。
ここからは直火がマイナスな理由をお伝えしていきます。
長くキャンプを楽しみたいなら、「直火」をやめるべき3つの理由
周りの植物が死んでしまう
焚火などで直接地面で火を起こしてしまうと、そこにあった植物は死んでしまいます。
たとえば芝生の上で薪を燃やしたらその周辺の芝生は死んでしまいますし、なにも生えていない河原でやったとしても周りの微生物は死んでしまいます。
数年間耕作した後、数年以上の休閑期間をもうけて植生遷移を促す「焼き畑」のメリットがあるという説もありますが、ここでは人が頻繁に利用するキャンプ場を前提に考えます
灰が取り切れなくなる
直火にすると灰がすべて地面に落ちます。
灰を拾うにも拾いきれないですよね?
キャンプ場の撤収シーンで「灰入れバケツ」に一生懸命トングで入れている人をお見かけすることもありますが、灰はスコップじゃないと取れません。
そのほとんどはうわべだけ燃えカスをとっているだけのように見えます。
焚火台でもほんの少しは灰が落ちてしまうことがありますが、「全部」土に落とすのよりだいぶマシになります。
有料キャンプ場ではほぼ確実に
- 「灰の廃棄所」
- 「未使用炭の廃棄所」
がありますので、上手に利用しましょう。
捨てる場所がない場合は、完全に冷えた状態なら「燃えるごみ」で捨てることができます。
「火消バケツ」かゴミ袋に入れ、家に持ち帰り捨てましょう。
景観が悪くなる
芝生が青々と生い茂っていた場所に、まっくろな灰と炭が落ちている。
そんなところで次のお客さんはキャンプしたいと思いますか?
サイトの中でレイアウトを考えるのも楽しみのひとつなのに…( 一一)
漫画の影響で、日に日に激混みする本栖湖:洪庵キャンプ場だが・・来る度に酷い有り様。直火(可)を、何か勘違いしてるのか!?焚き火後に残った燃えかすは、燃えるゴミで持ち帰れ!石組は崩せ!ましてや網や空き缶放置は、もっての他だ!自然を大切にしない奴は、自然の中にお邪魔する資格なんかない。 pic.twitter.com/v3ZuIXtuqc
— ビータキ・キャンソロ病 (@vojWpvFIrvHptX7) 2018年9月20日
こんなに燃えカスが残っていて、荒れた場所があったらテントを張る場所も限られてしまいますし、気分がよくないですよね。
あとに来た人のことを考えてキャンプできるようになれるといいですよね。
あくまで「自然に生かされている」「お邪魔させていただいている」という気持ちで!
まとめ:「直火」をやめたら、あなたはもうベテランキャンパー
いろいろ書いてきましたが、一般的にはまだ
直火オッケーなの?ラッキー
という方が多いのも事実。
たしかに、直火は
- 足元からあたたまる
- 見た目がよい
- 灰をその場に埋めていけば、ごみを持ち帰ることもしなくてよい
- キャンプの原点
という魅力もあります。
でも、「ずっと長くキャンプを楽しんでいくためには?」と考えた時にどうでしょうか。
自分だけが楽しめればいいという時代ではないのです。
読んでいただきありがとうございました!
あなたもぜひ、これからの未来を考えてキャンプを楽しんでみてくださいね。
変わるなら、いまです。
『長くキャンプを楽しみたいなら、「直火」をやめるべき3つの理由』の記事をお送りしました。