こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
先日石鎚山の登山口にて車中泊をしてきたのですが、真夏の車内は50度以上になることもザラ。
そのため、日中に登山など、アクティビティをしている間の残置アイテムの取り扱いに困りますよね。
この記事では、車中泊をよくする私が「置きっぱなしにしないほうがいいアイテム」をまとめ、対策もお伝えしていきます。
【前提】駐車=なるべく標高の高い場所 or 日影推奨
まず、前提条件として…
できる限りは長時間駐車する際、なるべく涼しい場所にしておきたいもの。
私のように夏場は標高が高い登山口ばかり行く方なら心配はいりませんが、標高の低い地点に駐車せざるを得ない際は、サンシェードがあるとすこしだけ車内の温度が抑えられるというデータが出ております。
(な・なんと80度に達する‼)ハンドルが熱くて持てないという、最悪の事態も防げますし…
樹脂パーツの劣化を防いだり、色褪せさせたくないアイテムを積んでいる場合にも有効ですので、ぜひお試しください。
【車中泊】置きっぱなしにしない方が良いアイテムまとめ
ここからが本題!
夏の炎天下、クルマに置きっぱなしにしない方が良いアイテムまとめました。ぜひご参考にしてみてくださいね。
ガス缶
言うまでもなく注意している方も多いと思いますが…キャンプや車中泊のお供「ガス缶」。
ほとんどの製品が”40度以下で保管”を推奨しているので、普通の猛暑日に外に出しておいてもNGということになります。
そのため、日陰に避難させて「ガス缶カバー」で覆ってしまうのが確実。
駐車場の近くに東屋(屋根付のベンチなど)があったら、名前を書いて片隅に避難させていただきましょう。
ちなみに「ガス缶カバー」は真冬の着火しづらくなる(ガスが気化しづらくなる)ことも防げ、一石二鳥のアイテム。
持っていて損はありません!
バッテリー類
続いてご紹介するのはバッテリー類。
以下はモバイルバッテリーを炎天下の車内においた実験ですが、わずか1時間で発火。
内部のリチウムイオンバッテリーが膨張し、車内火災にいたるのだそうです。
登山者なら、スマホの充電のために持つ方が多いでしょうし、ヘッドライトもバッテリーで運用している方もいると思うので、見落としがないか要注意です‼
生モノ、開封済みの飲料
夏場に気をつけないといけないのは、食料保管ですよね。
クルマで使用できる冷蔵庫も販売されていますが、まだ高価な印象。
ポータブル電源とセットで購入しないと機能しないモデルばかりなので、クーラーボックスのみ、という方も多いでしょう。
ひとつ前にご紹介したように、ポータブル電源にもリチウムイオン電池が含まれ、爆発の恐れがあるため、要電源の冷蔵庫も長時間不在の場合は使わないほうが無難です
ただ、クーラーボックスも炎天下では、保冷用の氷もすぐに溶けてしまうのは目に見えています。
山から降りてきたら、車内が腐敗臭とか…イヤ!
そこで注目したいのが、フリーズドライ。
必要な時に水やお湯を入れて食べられるので、災害用品にも向いています。
標高の高い場所ですと日中は猛暑でも朝晩は冷えたりするので、温かいものを食べたいときにも非常に便利!
貴重品
登山やアクティビティで長時間、クルマから離れる場合の貴重品は置きっぱなしにしないほうがいいです。
登山など、確実に日中に人が不在になる駐車場などでは、車上荒らしも多いんですよ。
特に夏は日が長いのも影響し、19時すぎまで活動予定という方もいるでしょう。
そのため、最近は有人・防犯カメラ付駐車場も増えてきています。
自衛するとしたら、エンジンが掛かっていない状態でも撮影OKなドライブレコーダー。
異常があったらスマホアプリで知らせてくれるものもあるので、チェックです(すぐに戻れないことも多いですが証拠記録にはなるので…)。
ちなみに私もドラレコは付けました。半日あれば自分でつけられますよ!
【まとめ】夏の炎天下、置きっぱなしにしない方が良いアイテムは結構多い。見落としに注意
ここで一度まとめましょう。
【車中泊】夏の炎天下、置きっぱなしにしない方が良いアイテムまとめ
この中で唯一失敗したことがあるのが、食材保管。
おにぎりを腐らせてゴミにしてしまったことがあります。
山深い場所に行っていると、捨てるところもあまりなくて、困るんですよね~((((;゚Д゚))))
ほかにも、夏の車中泊には騒音などストレスも多いです。
とはいえ、しっかり対策して行えばそれを含め楽しい旅行の思い出になるので、ぜひ経験していただきたく思います。
以上、「【車中泊】夏の炎天下、置きっぱなしにしない方が良いアイテムまとめ」の記事をお送りしました!
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