こんにちは、aimiです。
先日四国からはるばる九州・大分県久住山に遠征登山してきました。
もともとは「長者原」からの入山~「法華院山荘」の1泊2日を予定していたのですが、あいにくの暴風と雨により1日目はキャンセルし、観光に切り替え。
日帰り・久住山の計画となりました。
【早春の九州・日本百名山】マンサク咲き誇る久住山
今回の計画
早朝・霧の牧ノ戸峠
宿泊していた「筋湯温泉」から牧ノ戸峠までは車で約20分。
宿を出たときは前が見えないということはなかったんですが・・・・
ついてみると、真っ白。それもそのはずです。
ここは標高約1,300mもあるのですよ( `ー´)ノ
なかなかの真っ白さですよ(*^^)v
連休だから車はそれなりにいますが、本当に晴れるのか?(※この日の予報は曇りのち晴れです)
疑いながらも出発の準備を始めることにします。
さすが百名山!?コンクリ道ハイキングからスタート
登り始めるとすぐ…トレラン風の方が次々下山してきます。ここは走りやすくもある山なのでしょうか?思わず聞いてしまいます。
この時は登ったことがないのでわからなかったのですが、あまり危険な場所がないということで地元の方に人気の山なのだそうです。
山頂部こそガレていますが、それ以外は危険な場所がなかったように感じます。
沓掛(くつかけ)山付近にマンサク・あせびの大群落あり
コンクリ道の終点からはいよいよ本格登山道となりますが、ここからは割と平たんでアップダウンはありません。
ただ手を使うような岩場が少し出てくるので、手袋があるといいですね。
この日は寒かったのもあり、私も初めから手袋はしていましたが前日の雨でぬれて手先が冷たくなってしまいました。反省です( ;∀;)
岩場を抜けると、マンサクとあせびが出迎えてくれました。曇天なのがただただ残念!
マンサクの語源を調べてみた
ところでマンサクって面白い名前ですよね。語源を調べてみました。
マンサクの語源は明らかでないが、早春に咲くことから「まず咲く」「真っ先」が変化した説、多数の花が豊作に通じることから「万年豊作」に由来するなどの説がある。
~wikipediaより引用
なるほど~縁起がいいですね!マンサク!
細切れたくあんじゃないですよ(苦笑)
青空、あらわる!避難小屋付近
その後、しばらくは殺風景の中を歩いていたのですがじょじょに青空が!
やはり日ごろの行いがいいのか?
春のくじゅうがやってきた!
避難小屋付近はちょっとした休憩スポットになっていて、かなりの人数が休止中。
ここからが最後ののぼりということで私たちも何か食べることにします♪
最後のひと踏ん張り!ガレガレ岩場に苦戦
アルプスではよく見かけるマーキング&岩場。
ときおり進行方向がわからなくなるので、確かめながら登っていきます!
四国だとこういう場所はないので新鮮ですね!
山頂手前は熊本側の大絶景が待っていた
前日泊まっていた筋湯温泉付近はまだまだ春は遠い、という感じでしたが…
熊本側はもう畑や田んぼが青々としています!
すごい!思わず叫んでしまいました( `ー´)ノ
大絶景でございますよ!
登頂!山頂付近は360度の大パノラマ
大絶景なのですが、残念ながら周りを見ることはできません。
足元がすごく悪いのです…
ガレ場を歩き続けること15分。いよいよ山頂に到着です♪
この時は周りが見えていてくれて感謝。
というのも…ランチをしている15分の間に見事にガッスガス。
ラッキーすぎる久住山登頂の瞬間になりました( ゚Д゚)
帰路の沓掛山に隠れマンサク絶景スポットが♬
帰りは周りも見えなくなったので、ただひたすら下る下る・・・・
あんなに苦労して登ったガレ場も下りはあっという間ですわ( ;∀;)
足元は注意なんですが、風が冷たいので足早…
しかし、沓掛山の山頂は踏んでおきたいということで寄ることに。※往路はスルーしました(汗)
すると…?いいカメラを持ったおじ様たちが陣取っている個所が数か所ありました。
クサリ、ハシゴの真上なので居場所が少ないスペースなんですが、譲り合いのもと撮影になんとか成功!
やはり青空の下、マンサクを撮影したいよね!
少なくとも行きに通過した時よりは天気がいいということで、休憩がてら撮影ターイム!
下山後、牧ノ戸峠でソフトクリームを堪能!けど寒い!
沓掛山からはほぼコンクリ道なので、足が痛くなる事案が発生ww
ぎゃくに土のほうが足に優しいことを知ります。登山者あるあるですねw
しかも長いんですよ…
標高差こそない(460m程度)ですが、距離がそれなりにあるので意外とおなかいっぱいの久住山!
下山すると、朝営業していなかった売店がオープンしていたので、ソフトクリームを食べます!
牧場のミルク使用というだけあっておいしいですよ♬
ちょっと寒かったけれど( ;∀;)
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5時間半で久住山約10km走破💥鈍りきった体でも何とか家族で楽しめた✨最初と最後のコンクリロードが地獄💀 #登山 #トレッキング #阿蘇 #久住 #九重 #久住山 #牧ノ戸峠 #ソフトクリーム
ここでお手洗いを済ませ、遠征登山は終了!お疲れ様でした!
まとめ:3月のくじゅうは穏やか。混雑前の登山&温泉を楽しもう
2019年はGWが10連休とあり、九州の各観光施設の混雑が予想されます。
しかし3月は連休とあってもまだまだ寒く、積雪のリスクもあることからそこまでの混雑はありませんでした。
穴場ですね。
避暑地として名高いくじゅうエリアは「夏」以外に訪れるのが吉!
また、1年で1番混むといわれる
- ミヤマキリシマの時期
- 紅葉の時期
を避けて登山するのも大いにありだと感じました。
ぜひあなたも早春の久住山、狙ってみてくださいね!
久住山は「活火山」。気象庁の情報に留意して登山しましょう
2019年4月12日現在、久住山は噴火警戒レベル「1」となっています。
硫黄山の噴気孔群では、高温の火山ガスが噴出していることから、注意してください。
また、長期的には火山活動がわずかに高まっている可能性がありますので、今後の火山活動に留意してください!
【気象庁ホームページを参照してください】
久住山への最短登山口「牧ノ戸峠」のアクセス
【住所】大分県玖珠郡九重町湯坪瀬ノ本国有林232
バスでのアクセスも良好&標高が高いということで人気の登山口です。
ちなみに友人は牧ノ戸峠から九州縦断バス(1日3本)で湯布院・別府方面へ向かいました。別方向から来る人の待ち合わせにも使えそうですね♪
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リーズナブルなのに登山口まで約30分。
これは使わない手はないでしょう♪(⇩姉妹サイトに飛びます)
【愛媛・三崎港~大分・佐賀関港】「国道九四フェリー」の乗りごこちレポート!
四国と九州の山をはしごするならフェリーが便利です。
四国も九州も、公共交通で登山口まで行くのは時間の制限も多く不便。
レンタカーやフェリーを駆使して、効率よく登りましょう。(⇩姉妹サイトに飛びます)