こんにちは、久しぶりの観光フォトロケに心躍っておりますaimiです。
先日、大阪に行ってきまして…目的は、観光です!
好きなYouTuberさんが中之島の動画を出されていて、”これは見てみたい!”と訪問したわけですが…このときはちょうど年末で、「御堂筋イルミネーション」とあわせて見れるのではないか?!と意気揚々と向かったわけであります。
ちなみに17時〜「御堂筋イルミ」の時間帯になるとグッと人が増えてきた印象でした。デートなどに使われているのか、待ち合わせでごった返してきたので早めの撤収となりましたが、とてもきれいでしたので両方ご紹介しようと思います。
今回のコース
淀屋橋駅→(ここから中之島)大阪市役所→日本銀行大阪支店・旧館→中之島図書館→大阪市中央公会堂→難波橋(ライオン橋)→バラ園(中之島から出る)※2kmくらい歩く→本願寺→淀屋橋駅
中之島内は、建物が全部ギュッと詰まってるので、観光はラク。
いっぽう、むかしの大阪の中心であった本願寺までは少し歩きました。寒いので、少し辛かったですが、面倒な方はタクシーなど使われるといいかもしれません。
【レポート】大阪・明治時代の建築をフォトロケ
そもそも中之島って何?!
もともと江戸時代、中之島付近が天下の台所と呼ばれる、日本の水運の中心地でした。
いまでは大阪府大阪市北区にある堂島川と土佐堀川(土佐国の商人が群居していたらしい)にはさまれた中洲および町名となっていますが、東西に細長く、長さは3km、幅は最大で300m、面積72.6ha。当時、船から陸へ日本中の物資の取引をしていたことを想像するのはちょっと難しいほど栄えています。
その理由は、明治になると、諸藩の蔵屋敷は払い下げられ、大坂の商業やビジネスの中心としての役割だけでなく、国の重要文化財の大阪府立中之島図書館や大阪市中央公会堂(中之島公会堂)等の文化施設や大阪帝国大学(現:大阪大学)をはじめとする学校や病院が市民の寄付などで建設されたから。近代商都大阪においては情報と文化の発信地になったんですね!
のちにしらべてみると、中央公会堂へ寄付をした岩本栄之助という方は、株の大変動で大損を出してしまい寄付した100万円を返してもらうことなく、自殺したという逸話もあるほど…なんとも言えない気持ちにはなりますが、そこに大阪商人の魂を見たような気がするのです。
やはり、その良さは歩いてゆっくり見学しないと、わからないだろうなあ〜と。
大阪市役所
大阪の中心!あの吉村知事のいらっしゃった市役所。2022年12月現在は、松井一郎市長ですね。
どんな建物か気になっていましたが、ココ中之島にあったとは!しかも御堂筋沿いの好立地。
本願寺の位置も意識して建てられたのであろう、どでかい建築物でした。縦にも横にも広く、一周するのが大変でしたw
日本銀行大阪支店・旧館
大阪市役所の真向かいに目に入ってきたのが、日本銀行大阪支店・旧館。
とても風格がありますが、厳重に鎖がはられ、中にはいることはできません。外から撮影。大阪大空襲で焼夷弾が命中し破壊され、今は当時の半分程の規模になってしまったそうですが、じゅうぶん大きいです。貴賓室や階段など当時を彷彿するものが今でも残っているのだそうですよ。
中之島図書館
設計者は野口孫市(のぐちまごいち)と日高胖(ひだかゆたか)の2人。ギリシア神殿のような正面玄関とドーム状の中央ホールが印象的な建築です。今も現役の図書館だというからびっくりですよね。
ルネサンス様式を基調とした正面玄関は細部まで細やかな装飾が施されていて美しい…。
中央ホールは外観と対照的にバロック様式を基調とした空間。ステンドグラスの天窓と緩やかな曲線美を描く階段があるのだということでしたが、入れなくてとても残念でした。しかも階段などは木造なんだそうで、歩くとギシギシ音がするのかしら??
内部撮影は、だめなのだそうですが、入場ツアーというものがあるようなので、説明を聞きながら入場するなら、次回はそれに申し込もうと思いました。
とはいえ、入らなくても、荘厳な雰囲気は伝わりますよね?!
大阪市中央公会堂
北海道・札幌にもありそうな、赤レンガの建物。「大阪市中央公会堂」です。
クラシックコンサートやイベントなどに利用されているようです。夜のライトアップが素晴らしいそうなので、再訪決定!
難波橋(ライオン橋)
中之島から梅田川に向かうとある橋がコレ。目の前にはセブンイレブンがありますよ。ここでコーヒーを買ってバラ園まで歩きます。なかなか広くていい雰囲気の橋。
そういえば、大江橋の欄干もビル群とマッチしていてよかったですよ。
バラ園(中之島から出る)
秋冬に咲く薔薇もあると聞いていたので、めげずに向かってみましたが。
咲いているのはほんの3種類くらいしかありませんでした(泣)
そして、寒すぎるので色が悪い!
残念ですが、今の時期は厳しかったか…
咲いてなくても、のんびりとジョギングをする人、散策する人、それぞれがのびのびと過ごせる公園って感じで雰囲気はとても良かったです。
本願寺
寒空の中、2kmほど歩き、本願寺へ。
歩いている間も、ライトアップでこの辺が夜光るのかな?!という想像しながらなので、けっこう楽しかったです。
ものす〜ごい大きな建物で圧倒されますが、中にある「北御堂ミュージアム」は無料でみれる博物館。必見ですよ!コレ無料なの?!?!って思うほど内容の濃い展示でした。
内容としては、大阪のむかしの地形だったり、文化であったり。なぜ、中心地になったのかという理由から、ココって朝鮮通信使の邸宅だったの?!という発見まで、浄土真宗・親鸞の歴史までしっかり学べます。
もうひとつの御堂筋が見れる!「御堂筋イルミネーション」
17時になると、LEDが所々で光るように。
少しだけ見ていきましょうか!寒いので長居はできそうにないですが…
ちょうど、ミュージアムから御堂筋を通って淀屋橋駅まで戻れば、ムダがない!
何度も往復したくなるけど寒さに負けて退散ですww
いい景色でしたね〜!
御堂筋イルミ、海外を歩いている錯覚におちいれましたよ。
【まとめ】中之島〜御堂筋、季節を変えて歩きたいほど良い!撮影スポットでした
いかがでしたでしょうか。
想像より、時間がうまく使えた撮影ロケとなりました。しめて3時間ほどでしたでしょうか。
大阪観光のスキマ時間にぴったりですよ。
大阪万博に向け、公会堂付近も道の整備を進めているようでしたし(明らかに、建物をよく見せようと配慮している)、このエリアもますます盛り上がりそうですね。
のんびり歩くには最適なのではないでしょうか?!
以上、「【大阪/御堂筋〜中之島】明治時代の建築をフォトロケ&御堂筋イルミ見学」の記事をお送りしました。