こんにちは、アウトドアライターの(@shikokunoyama)です。
新型コロナウィルスが流行している関係で、マスクが品切れになっているお店が多い中スポーツメーカーが頑張ってくれています。
今回ご紹介するのは、新型コロナ騒動前からあった商品。
モンベル「WIC.クール フィールドマスク」(1,300円)。
花粉症や日焼けの気になる人向けのマスクのようですが、ウィルス対策にも使えると書かれており、購入してみました。
全ての色の在庫があります
どんな感じだったのか、ここ2週間くらい試した感じのレビューを書いていきます。
「WIC.クール フィールドマスク」使用レビューと感想
スペック
花粉や黄砂が気になる時期のハイキングや、サイクリング時の粉塵対策など、オールシーズン活躍する高機能マスクです。
通気性に優れた生地を使用しているため呼吸がしやすく、顔のラインに沿う立体裁断に加え、鼻の形状にフィットする樹脂製芯材を入れているため、メガネやゴーグルが曇りにくくなっています。
また、本体生地、フィルターともに消臭機能を備えているため、汗をかいてもにおいが気になりません。フィルターは交換可能。
※フィルターは中性洗剤で手洗いすることで繰り返し使用できますが、風邪やウイルス対策として使用される場合は再利用しないでください。
【素材】表:ウイックロン®クール[ポリエステル]、フィルター:ポリエステル不織布[フタロシアニン入り]
【平均重量】21g〜「WIC.クール フィールドマスク」商品ページより引用
素材の「WIC(ウイックロン®クール)」ってなに?
「ウイックロン®クール[ポリエステル]」はモンベルの登山服に使われている素材で、
- 優れたクールダウン効果
- 高い速乾性を備える
独自の二層構造素材。
生地の表面で効果的に紫外線の透過を90%をおさえ、裏面はメッシュ構造のため高い通気性を保ち…。
ほかの吸水拡散性素材に比べて圧倒的に軽く、運動時のストレスを最小限におさえてくれます。
同じ素材の「アームカバー」を持っていますが、伸びもいいですし登山の時には欠かせないアイテム。
”カバー”だからつけていて暑いはずなのに、なぜかつけてない時より涼しいんですよね〜♪
それでいてモンベルはコスパがいいから助かるんだよね!
外観チェック
フィルターがたったの1枚だけついていますが、使い捨て。
初めの1回にしか使えませんのでご注意を。
装着具合
以下の写真の鼻部分に注目してみてください。
一般的な紙(不織布)マスクと同じように、鼻部分に針金が入っています。
紙マスクよりはしっかりとした針金なので、洗濯にも強そう。
このマスクをするときは、女性の方は髪をまとめたほうがいいですね。
そうしないと、うしろで結べません。
結構ぎゅっと結ばないとゆるんで落ちてしまうので(伸び縮みする素材の弱点でもある)、しっかり結ぶことが大事です。
日常使いしてみたレポート
日常生活・買い物など…ずり落ちなどはない
週2回の買い物の時に「WIC.クール フィールドマスク」を使うようにしています。
グレーがゲットできたのが幸いし、そんなに見た目も怪しくない。
これは助かりました。
ただこういうタイプのものをしている人は少ないので、たまに注目されることも(汗)
スーパーでの買い物は30分くらい店内を歩き回るわけですが、全くの問題はなし。
スポーツの時はどう?…ジョギングには固定が必要
当たり前ですが、緊急事態宣言のあとは山歩きには行けておらず…。
どこで使ってみたかというと、ジョギングですね。
先に結果だけお知らせしておきますと、ジョギングには使用できませんでした…(涙)。
すぐに落っこちてきてしまいます…
周りに人もいませんでしたので、その日のマスクはあきらめました。
使うとしたら、対策が必要ですね。
②【男性・短髪女性の場合】クリップで固定した帽子と一体化する
のどちらかしかなさそう。
クリップは以下のようなもので止めるのが良いでしょう。(金属のものは強度があっても転んだ時に目に入ったりしたら危ないので、プラスチックのものをお勧めします。)
2回目以降はキッチンペーパーを濡らして装着しています
2回目以降の使用→あて布がありません。
初回の不織布ガーゼは処分してしまったので、どうしようかな?と考えているとこんな記事を発見。
「キッチンペーパー=フィルターの役割をしてくれる」と専門家さんのご意見がありましたので、さっそく採用。
不織布の紙マスクはもうしばらくは高騰してるだろうし、これが現実的かと。
つけ心地も厚みも、不織布フィルターの時とたいして変わりません。
キッチンペーパーなら、高くないしね。
気兼ねなく使い捨てできる。
紙マスクの場合、切れ目に沿って破ったキッチンペーパー1枚を1・5センチ幅で蛇腹のように折り重ねたら、両端に輪ゴムをあててホチキスで固定する。布マスクの場合は、1枚のハンカチを半分に2回折り、その後横に3つ折りする。そして輪ゴムを両端に通すだけで簡易マスクとなる。
いずれも感染予防ではなく、あくまで自分のせきやくしゃみを防ぐための用途としている。
山野美容芸術短期大学客員教授で医学博士の中原英臣氏は、「手作りのマスクでも市販と比べて問題はない」と太鼓判を押す。
〜「朝日デジタル」より引用
感想
毎回洗ってもすぐ乾くので、何枚も持つ必要がないし便利。夏も涼しく快適マスクライフが送れる
感想をまとめてみると、以下のような感じです。
よかった点
- すぐ乾く
- 清潔な袋(ジップロック)などで持ち歩くのにも重くないし、外出先でもスマートに装着できる
- コスパがいい(1枚1,300円)ので、複数枚買っても気にならない
- まったく暑くないので、夏にもGOOD(むしろ日が避けられるから涼しい)
さすがモンベル!といった内容でした。
これからスポーツ用にも使えるようにクリップを買い改造予定!
これはちょっと…だった点
- こういうタイプのマスクをしている人が少ないので、注目されることも?
- 品薄。買うなら急いでほしいけれど…
- いま買いたい人は色が選べない
こればっかりは仕方ない。
必要であれば早めに手に入れてね!
効果
2週間前から使っているがコロナや風邪・花粉の症状は出ていません
「外出を極力控えていても、新型コロナにかかるときはかかる」という記事を見ては怯える毎日ですが、今のところ元気でやっております。
おまけに花粉の症状も出ていないですし、毎年引いていた風も今年は引いていません。
むしろ例年より元気かもしれませんね?
これからも油断せず毎日を過ごそうと思っています。
まとめ:夏のマスクはつらい→モンベル「WIC.クール フィールドマスク」おさえておいて損はないです
ここで一度まとめましょう。
★1枚1,300円とコスパが良い
★日常生活・買い物など…ずり落ちなどはない
★スポーツの時…ジョギング以上に動くなら固定が必要
★2回目以降はキッチンペーパーを濡らして装着すればOK
★毎回洗ってもすぐ乾くので、何枚も持つ必要がないし便利
→夏も涼しく快適マスクライフが送れる
全ての色の在庫があります(公式サイト)
帽子に固定するクリップはこちら。
スポーツを目的とするなら、(そうでなくても)これからの季節に1枚持っていて重宝するアイテムですよ♪
以上、『【モンベル製マスク】「WIC.クール フィールドマスク」使用レビュー&感想』の記事をお送りしました!
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