こんにちは!高知県在住アウトドアライターのaimiです。
毎年1月下旬に開催されている「千羽海崖(せんばかいがい)トレイルレース」の会場にもなっているコースをロングで歩けたらなあ〜ということで行ってまいりました!
私はトレランはやりませんのでもちろん歩きです!
2018年のOMM徳島の会場となった徳島県海陽町のお隣ということで、海と里山がっつり楽しめて風光明媚な景色もみれるのかな?と期待を寄せて。
非常にあの大会が楽しく、印象に残っていたので♪
レポートは以下のリンクに載せているので、もし知りたい方はチェックしてみてください。
「OMM」とは…チームが独自にルートを選択し、時間内に数多くのチェックポイントを回りながらFINISHまで戻るOMM JAPANのScore形式(ロゲイニング形式)のレースです。
【今回のコース】”千羽海崖シーサイドトレイル”の一部を駅 to 駅で歩きとおす
東側のルート(JR山河内駅→日和佐駅)を選択、ゴールは日和佐城に
”千羽海崖シーサイドトレイル”はまえがきに書いたようなコースそのものなのですが、スタートは「牟岐駅」から繋がっていて全長36km…
さすがにこの日のみじかい時期(1月)にそんなに歩くのは無謀なので、今回は東側・山河内駅→日和佐駅ルート(12km)を選択。
3分の1なので、計算もしやすい!
とはいえロングであることには変わりなく&汽車も使用するので、時間に制約はあります。
何かあったら困りますので、朝早めの出発にしました。
JR日和佐駅付近に駐車→JR日和佐駅7:30発の汽車に乗る→JR山河内駅(運賃・210円)→集落のそばを歩き登山口まで2.2km→千羽ヶ岳登山口→(階段地獄…)→千羽ヶ岳→通り岩休憩所→嵐瀬休憩所→千羽富士→日和佐城→JR日和佐駅
(※実際歩いたルートは嵐瀬休憩所→エスケープルート→JR日和佐駅)
距離:12.2km 時間:6時間くらい(1時間休憩込み)
千羽海崖シーサイドトレイル(JR山河内駅〜千羽ヶ岳〜日和佐駅)が地獄すぎ!レポート
前泊地で早朝祈祷の鐘の音!音にさそわれ「薬王寺」参拝へ
5時に起きて、朝ごはんを食べていると鐘の音が!
どうやらすぐ近くの薬王寺の厄除け祈祷が始まったもよう。
準備も早く終わりそうなので、立ち寄ってみることに。
厄除け坂に登ったら厄が取れた(…ような気がする)!
厄年の方に人気のお寺なのだとか。
JR日和佐駅に向かうと、待ち合わせ中の乗るべき汽車が
JR日和佐駅=徳島からの特急もとまる駅なので、待ち合わせになっているようです。
早朝は学生さんも多く乗っていました。
方向がわからなかったので近くにいた方に聞いて乗り込みました!
間違えたらおおごとになりますからね(涙)
千羽ヶ岳登山口からいざ!
2.2km(徒歩40分程度)歩いて登山口。
ここまでは平坦な道でしたが、やっと登りになります。
途中、コイの養殖場などもありましたが時間もないので素通り。
誰でも餌があげられるようでした。
寒かったからちょっと動きが鈍そうでしたね((((;゚Д゚)))))))
千羽ヶ岳までは階段地獄!しばし固まる…
平和なのははじめだけでした。
とにかく階段・階段・階段!
アルプス三大急登並みに登らされますw
しかもたちが悪いのが、登ったと思ったらくださられるので実質ゼロになるのよ…
固まっていたら、トレランの男性に励まされつつまた登る…汗
いきなり最高標高地点。ルートを外れるがピークで大休止
ルート上の最高標高地点は250mくらいですが、ドコモやauの電波塔がある付近=標高280mで景色が開けそうだな?と寄ってみることに。
しかし開けない…
チラッとくらい海を見せてくれてもいいのに_φ( ̄ー ̄ )
いい加減ちょっと休みたいということで、ここでちょっと早いお昼。
また下って、また登る。そしてちょっと足が不調…?
気分も乗らないまま、出発。
地面が硬いせいか、足の裏が痛いような気がしますが…もう少しがんばりますよ!
このあとこそ海が見えてくるはず…?
しかし、なっかなか開けてくれません。
予想していたよりも海が見えないルート、かなりガックリです。
ま・まさか日和佐城まで見えないのか?(こんなに長いのに…)
嫌な予感がしてきましたよ???
”千羽ヶ岳”登頂!ここでやっと太平洋とご対面
千羽ヶ岳までやっとの思いで這い上がってくると、やっと太平洋がすっきり見えました。
チラチラと見えてはいましたが、樹林帯の中なので写真を撮れる状態ではなく…。
さらには下は断崖絶壁なのでむやみにのぞき込むのも危険ですからね!
指標は個人が立てかけてくれた看板しか見当たりませんでした。
ここでちょっと休憩〜♪
ダイビングの名所・牟岐大島が目の前に見えますよ。
通り岩休憩所で「足のマメ」発覚。リタイヤがよぎり始める…
次のピークは通り岩。
休憩所があります。
この辺りで足が悲鳴をあげ始めました。
どう見てもこのルート、靴の選択を誤った…
歩くにしても、トレランシューズがぴったりだったのでは!
時間的には余裕あるんですが、足が痛いまま登頂しても、下りも辛い…だけなのでエスケープしようかなと。
豆ができたような違和感を覚え始めました。
足の裏がとにかく痛い。
嵐瀬休憩所でリタイヤ決定
嵐瀬休憩所で最後のエスケープルートの表示。
行く先に見えるピークにはかなりのきつい登り…。
ここであっさりリタイヤを決定!
下山後の舗装路も足にかなりのダメージを与えると考えると、この決定が無難ですよね。
車道に出てから駅までは30分程度。
地元の方のウォーキングコースになっているらしく、何人かすれ違いましたよ。
まとめ:信仰とロングトレイルと太平洋の碧。リベンジしたい…けどすっかり心が洗われた1日でした!
リタイヤしたのにかかわらず、なぜか心はすっきり晴れ模様。
「”千羽海崖シーサイドトレイル”の一部を駅 to 駅で歩きとおす」というテーマではありましたが里山こそ、装備が重要だなと感じたわけでございます。
いろんな方のレポートをざっとみた感じ、階段が多いとは聞いていましたけれど…
ここまで踏み固められている四国のトレイルも珍しく感じました。
さすが、四国のトレランの聖地だけあるなあと。
なので、また寒い時期にリベンジできたらいいなと考えています!
下山後の温泉(薬王寺温泉)も最高でしたしね♪
以上、『【徳島県美波町】千羽海崖シーサイドトレイル(JR山河内駅〜千羽ヶ岳〜日和佐駅)が地獄すぎ!まさかの”足のマメ”リタイヤ』の記事をお送りしました。
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そして紅葉の綺麗なエリアでもあります。
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当ブログでは里山の記事があまりなくて恐縮ですが、高知県の地元の加茂山へはよく登っています。
とってもいい山なのでチェックしてみてくださいね。