こんにちは、アウトドアライターのaimyです。
先日、岡山県の蒜山三座縦走でスマホを紛失…。
今回、スマホを落としたときにするべき対応がわからなくて結構困ってしまったので、ここに残しておこうと筆をとっています。
パターン別にお伝えしていくのでチェックしてみてくださいね。
登山アプリやスマホ本体の位置情報から
見つけることができます。
後者は電源がないと繋がらない仕組みなので、
早めに対応することが大事!
登山でスマホを紛失したら…すべきコトは4パターン
登山でスマホを紛失したら、すべきことが4パターン。
登山アプリ「ヤマレコ」「YAMAP」どちらかに加入し、登山届を提出して家族と位置共有しているのであれば、探すのはそう難しいことではありません!
いっぽう、携帯電話に標準装備されている位置情報サービスは、電源が入っていないと(機内モードも✗)機能しないので注意。
どちらの方法を使うにしても、もう1台スマホが必要…複数人登山や複数台持ちの場合にしか使えないです。
登山アプリ「ヤマレコ」に加入しているなら
登山アプリ「ヤマレコ」に加入しているなら
- 最後にスマホを触った場所まで戻る
- 見つからなければ、電波の繋がる場所に行き家族に連絡しアプリ「いまココ」でGPS位置をスクショ&転送してもらう
- その場所まで探しに行く
アプリ「いまココ」は無料会員でも利用できます。
アプリをダウンロードせずともブラウザで確認できるのも嬉しい。
登山アプリ「YAMAP」に加入しているなら
登山アプリ「YAMAP」に加入しているなら
- 最後にスマホを触った場所まで戻る
- 見つからなければ、電波の繋がる場所に行き家族に連絡し「YAMAPみまもり機能」でGPS位置をスクショ&転送してもらう
- その場所まで探しに行く
こちらも無料で使えます。
しかし、どちらも登山届を家族と共有していないと連絡しても意味がありません。
「いまココ」「YAMAPみまもり機能」をしっかり使いたいなら、登山届提出は必須!
「いまココ」「YAMAPみまもり機能」どちらにも登山届作成のときに
緊急連絡先(家族の名前&アドレスを入力)にチェックを入れる項目があるよ
【iPhoneの場合】電源ON→位置情報サービス「iCloud」
ここからは、電源がまだ維持していて機内モードにしていない場合をご説明。
iPhoneの場合はアプリも何もいりません。
本体に標準装備されています。
「iCloud」にログインし、”デバイスを探す”機能で捜索
スマホの他、AppleWatchなどにも対応。
【Androidの場合】電源ON→Googleアプリ「デバイスを探す」
Androidの場合は、アプリダウンロードが必要です。
Googleアプリ「デバイスを探す」をダウンロードし、なくなったスマホに入っているGoogleアカウントでログイン&捜索
なくなったスマホ側にはGoogleアプリ「デバイスを探す」が入っていなくても捜索できます。
探す側のスマホに入れさえすればOK。
友人にお借りしたスマホで探す場合は、お断りをしていったんログアウトしていただいての対応が必要ですね。
引き返せないorソロ登山の場合はどうする?
時間が迫っていて登り返せない、またはソロ登山の場合は捜査するすべがありません…
どうすれば良いのでしょうか?
その日にはとりあえず安全に下山して、どうするか落ち着いて考えましょう。
なにかできるとしたら翌日になります。
翌日以降、仕事やプライベートでスマホをすぐに使うという方も多いでしょう。
なくなった当日に購入すれば、翌日すぐはムリにしても(※Amazonは一般的に18時以降に頼んだものは当日発送はできない。会社にもよるが要確認)翌々日にはすべてが揃うはずなので、1日我慢すればよいだけ。
その際、到着日を綿密にチェックし、遅れそうな商品を含めないのがポイントです。
プリペイドSIMカードは、臨時的に使うだけならかな~り格安に。
もし見つかった場合はキャリアも継続できます。まさに都合の良い使い方!
スマホ本体も、不要になれば売却が可能です。
私はとりあえず1,980円の10GB使えるSIMカードと2万円のOPPO(楽天モバイル用)スマホと980円のハードケース、980円のフィルムを購入。
合わせて24,000円程度の出費。しかしスマホは買い替える予定があったのでそこまでショックは大きくありませんでした。
外出する際にどうしようか不安に思っていましたが、紛失の翌々日の用事に無事間に合わせることができました。
加えて忘れやすいのが、見つからなかった場合の遠隔データリセット。
最近では電子マネーなどのアプリ、オンラインの銀行アプリ、株のアプリなどを入れている方も多いですから、忘れずにやっておきましょう。
ないものはないのですから、今後のことを考える!
切り替えていかないと後で困るからね。
今後の対策
スマホ落下対策
落としてしまったものは仕方ない…
とはいえ、次回の登山からはスマホを落とさないようにするのが最重要。
私はロードバイクで落下させてフィルムをバリバリにしてしまったこともあり、なにか対策ないかな?と思っていた矢先の出来事でした。
に2点で検討。
しかし私は里山ばかりを登っているわけではなく、鎖場や岩場では首にかけるのは危ないと思うこともあり、①は却下。
熟考の末、ロフトや東急ハンズで爆売れしてるという②となりました。
1,000円以内なのにすこぶる評判がよく軽い。
届いたら、様子をレビューさせていただきますね!
予備のGPS、スマホを持つ
最近ではスマホ以外にも
- AppleWatchなどのデジタル腕時計
- GARMINウォッチなどGPS付腕時計
- 予備スマホを持つ(メインスマホと異なるキャリアと契約したサブスマホ)
を持つという選択肢もあります。
例えばサブスマホを持つという選択肢を取ってみると…
スマホをなくしても、道案内をしてくれるのはとても安心ですし、ソロ登山の際もサブ・メインお互いのスマホのデバイス探索機能を使えば、他人を巻き込むことなく捜索可能です。
また、メインスマホと違うキャリアで契約することで、つながるエリアがぐっと増えるのも魅力。
とくにdocomoがカバーできないエリアがauが強かったりもするので、それぞれahamo(ドコモ系列)やmineo(au系列)と異なるキャリア契約するのも◎
弱い電波を補い合うという点でもスマホ2台持ちは良いよね。
加えて、今回わかりやすい道だったから良かったけど、やっぱり
時間や道がわからなくて不安になったので、GARMINウォッチも欲しくなりましたw
【AppleWatchの最新スポーツモデル】
最近ではAppleWatchもアウトドア用が発売されています
【GARMINウォッチ】
ランニング・登山・サイクリングなど多数のアクティビティにも流用できるOUTDOORモデル。
【予備スマホ】SIMフリーの格安モデルがおすすめ
山の中に持っていく端末はOPPOやシャオミの中華スマホで十分。どれもiPhoneを意識して作られているので、何も不便は感じませんw
2万円あればおつりが来ますし、中古なら1万円以内で購入可能。
【まとめ】登山中、スマホを紛失したときは落ち着いて行動すれば見つかるはず、見つからなくても次落とさないよう対策せよ
ここで一度まとめましょう。
<登山でスマホを紛失したら…もう1台スマホがある場合、すべきコトは4パターンに分かれる>
- 登山アプリ「ヤマレコ」に加入しているなら
→電波の繋がる場所に行き家族に連絡し「いまココ機能」でGPS位置をスクショ&転送してもらう
→その場所に探しに行く - 登山アプリ「YAMAP」に加入しているなら
→電波の繋がる場所に行き家族に連絡し「YAMAPみまもり機能」でGPS位置をスクショ&転送してもらう
→その場所に探しに行く - 【iPhone】電源ONの場合
→位置情報サービス「iCloud」 - 【Android】電源ONの場合
→Googleアプリ「デバイスを探す」
<登山でスマホを紛失したら…もう1台スマホがないorソロ登山の場合>
- 警察に行き遺失物届を出す(なるべく早く。保管期間は3ヶ月)
- 警察の遺失物捜索データベースを検索してみる
- YAMAPやSNSで呼びかける
- スマホ本体をとりあえず注文する(中古でもOK。安くて良いものはAmazonでいくらでもある)
- プリペイド用SIMカードを注文する
登山は、意外とアクロバティックなスポーツ。岩をよじ登ったりヤブをを徘徊したり。
それが楽しかったりもするんですが、ソロの場合はなくしたら連絡手段と今いる場所の情報が絶たれ、めちゃくちゃ不安に。
私の場合は入山してかなり経ってからの出来事で進むしかありませんでしたが、紛失すると登山自体あきらめないといけない場合もあります。
紛失には十分注意して、今後も歩いていきたいと考えています。
毎日紛失物データベースをチェックしているけど、1週間経ってもまだでてこない。
多分もう見つからないのだろうな~
やっぱり紛失対策は絶対に取るべきだね!
今回購入したものまとめ
スマホ本体
あなたの持っているスマホのキャリアが使えるスマホを選びましょう。紛失を機にキャリア変更する場合は、SIMフリー携帯が便利。
もし次のキャリアがあまり良くなったとしても、乗り換えやすいですからね。
以前は2年の契約縛りがありましたが、現在は法律で禁止されています。
プリペイドSIMカード(10GB)
海外の方が日本での短期滞在に使われているのが、プリペイドSIMカード。
最近ではカードを介さないeSIM対応の機種も増えていますが(eSIMなら即日開通OK)、まだ対応していないものも多いので、どちらが使えるのかをしっかり確認して購入しましょう。
カラビナ付ストラップ
携帯周辺アイテムメーカー「HandLinker」の落下防止ストラップ。
カラビナ式なので、ザックにもパンツにもくくりつけられるということで購入しました。
ケース
以前から紛失はなくても、落下は何度もさせていました。
とはいえ落としてもケースは頑丈なものを使っていて、本体を壊したことは一度もありません。
米軍MIL規格のものは、林道でクルマで踏まれてもノーダメージでした。スゴイw
フィルム
ケースを丈夫にしていてもフィルムが薄すぎると、本体にまでダメージが貫通してしまいます。こちらも純正のものから強化ガラスに変更しています。
最近では純正のフィルムを複数枚付けてくれている機種もありますが、やっぱり薄いんですよね。
多少コストが掛かってでも、チェンジするべき!
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