こんにちは、アウトドアライターのaimi(@shikokunoyama)です。
先日、購入したカメラホルスターの記事を書いたのですが「カメラホルスター×ミラーレスカメラ」の組み合わせには欠点もありました。
いわゆる「ゆるハイク」(平坦な道)向けであって、岩場やけわしい登山道には不向き。
なので…
使用する機会をすごく選びます!
この記事では『【登山シーンを選ぶ】「カメラホルスター」のメリット&デメリット』をテーマに書いていきたいと思います。
この記事を読んで欲しい人
・一眼レフやミラーレスカメラを購入したが、肩こりに悩まされている人
・長期の山歩きを予定していて、カメラ携行に不安のある人
・テント泊装備でも、一眼レフ・ミラーレスカメラを負担なく持っていきたい人
一眼レフ・ミラーレス特有の「重さ」問題を解決します!
【登山シーンを選ぶ】「カメラホルスター」のメリット&デメリット
デメリット
転べない=カメラを持っている以上はいつもそうですが、それ以上
登山で歩行中、カメラホルスターをつけたまま前に倒れること=カメラを壊すことを意味します。
絶対に転ばない!という自覚を持って歩くようにしましょう!
しかし足が疲れてくる下山時は注意が散漫になりがち。
しっかり日頃のトレーニングを積み、ストック(第3の足)で足の疲れを回避できるようにしておくといいでしょう!
「登山でいい写真を撮る=脚力をつけること」といっても過言ではありません!
液晶ディスプレーに汗がたれる、汚れやすい
ショルダーベルトにつけた場合は、レンズは地面の方を向いていて上側は液晶ディスプレイになります。
ですので、夏の山行で液晶ディスプレイ側に汗がたれます。。。(T . T)
汚れるのがいやな方は、汗がたれないようにするのは多分無理なので…w
まめに拭き取るしかありませんん!
もちろん、液晶には汚れ防止に蓋をしましょうね!
帰宅後はふき掃除もお忘れなく( ^ω^ )
また水はカメラにとってあまり良くないので、液晶にはフィルムをつけておいたほうがいいかもしれませんね。
耐衝撃・撥水のものなら最強!
私の持っている機種は液晶を内側に切り替えられる(バリアングル式)ので、即刻対応しました_φ( ̄ー ̄ )
<一眼レフ・ミラーレスカメラの液晶部分の種類はおもに2種類>
・「バリアングル式」…横開きの扉のようになっており、低い位置の撮影・縦向きの撮影に有利
・「チルト式」…液晶を手前にずらし、縦横に傾けることができる
〜https://rentry.jp/note-display/より引用
雨の日は使えない(カメラが濡れる)
初めから雨だとわかっている山行だと一眼レフを持ち出すのに躊躇される方も多いでしょう。
そんな時はやはり「カメラケース」が優勢!
もしあなたが、防塵防滴対応のカメラをお持ちなら山に突入するかもしれませんが…(*´Д`*)
雨の日は基本、カメラホルスターの使用はやめておいたほうがいいですね。
浸水だと動作保障がありません。
仮に雨にあたってしまった場合はカメラホルスターは合金でできているものが多いですし、雨のあとのお手入れは念入りに!
さびたらパーツを取り寄せなくちゃいけませんよ!
三脚使用時はプレートを外す手間が発生する機種も
「ピークデザイン」の三脚は、カメラホルスターとプレートが共通なのでプレートを外す手間が省けます。
他社の三脚をご使用の場合、外すひと手間が発生。
脱着がスムーズにできるように、できれば練習してから山に行きましょう!
しかし三脚もホルスターも「ピークデザイン」を使っている人は少数派でしょうし、ほとんどの人はプレートを外して三脚に取り付けているはず。
私は
・日中はカメラホルスター
・夜は星空撮影
のため三脚につけるので毎日脱着してますねw
荷物を左右バランスよくパッキングしないと疲れる
カメラをつけている側とそうでない側では荷重のかかり方が違います。
なので長期縦走の場合、毎日交互にカメラホルスターの位置を変えるなどの工夫をしていないと肩にアザができたり、ひどい肩こりに悩まされたりするかもしれません(*´Д`*)
私は汗かきなので、位置を変えること=あせも防止にもなりますね。
長期縦走の場合、何日もお風呂に入れませんからね泣
汗拭きシートは必須です⭐️
下山時、足元が見えにくいので注意
大きいカメラなほど、足元が見えにくいです。
危険箇所においては下山時撮影しない、など割り切りも必要かもしれませんね(T . T)
メリット
ここからはメリットを書いていきます。カメラバックよりも迅速に取り出せるぶん、有利な面もかなり多いですよ⭐️
シャッターチャンスを逃しにくい
胸の部分にカメラを置いておけるので、カメラバック内に入れるよりも格段にすぐに対応できます。
ずっと手に持っていると疲れちゃいますよね…。
カメラホルスター=「撮りたい時に撮ることが出来る」そんなことが実現できちゃうのです(*´Д`*)
雷鳥やホシガラスが現れたら、即座に撮影できますよ!
三脚と同メーカーで揃えれば、プレート共通使用可
デメリットの項で申し上げた通り、ピークデザイン同士なら三脚・カメラホルスターのプレートは共通なので脱着の手間が省けます。
とはいえ、脱着作業自体は慣れればそんなに手間にはならないかと(*´Д`*)
ただコインを使って回して取り付けるだけだしね!
肩こり・疲れが緩和された
重い荷物を長時間持ったあとは(特にテント泊装備)、アザになることもあった私。
それがなくなっただけでもかなりストレスがなくなりました。
登山のあと長時間の運転も待っていることですし、なるべく疲れず歩きたいですよね( ^ω^ )
GoProなど、他のカメラ類にも使える
「カメラホルスター」はなにもカメラ固定だけのためのものではありません。
各社とも、動画が撮影できるGoProを固定できる機種がほとんど。
何回もプレート取り外しが面倒、という方は動画用にそろえてもいいですね!
私も久しぶりに引っ張り出してつけてみようかな?
(ロードバイク走行時ヘルメットにつけようとして重くて断念した人)
まとめ:「カメラホルスター」はシーンによってデメリットも多いので、購入時は注意!
ここで一度まとめましょう。
【登山シーンを選ぶ】「カメラホルスター」のメリット&デメリット
<デメリット>
- 転べない=カメラを持っている以上はいつもそうですが、それ以上
- 液晶ディスプレーに汗がたれる、汚れやすい
- 雨の日は使えない(カメラが濡れる)
- 三脚使用時はプレートを外す手間が発生する機種も
- 荷物を左右バランスよくパッキングしないと疲れる
- 下山時、足元が見えにくいので注意
<メリット>
- シャッターチャンスを逃しにくい
- 肩こり・疲れの緩和
- 三脚と同メーカーで揃えれば、プレート共通使用可
- GoProなど、他のカメラ類にも使える
なんだかデメリットの方が多くなって見えるんですが、私は購入してすごく満足しています。
もっと早く導入すればよかったと思うほど!
「登山シーンに合わせるの大事!」ということで書かせていただきましたがいかがでしたでしょう。
以上、『【登山シーンを選ぶ】「カメラホルスター」のメリット&デメリット〜疲れ軽減ハンパなし!』の記事をお送りしました。
関連記事
「UONNER クイックリリース カメラホルスター」徹底レビュー【3,000円台でコスパ良すぎ】
私が最近購入したカメラホルスターのレビュー記事です♪
本家「ピークデザイン」の半額以下で買える代物でしたが、たいへん気に入っております。
ミレー「ドライナミックメッシュ」(レディース)の徹底レビュー!〜暑い寒いの気温乱高下登山でどうなった?!どう
行動中は暑いですが、撮影など同じところにずっと止まると寒い。。。
そんなお悩みを少しでも解消してくれるのが「下着(インナーウェア)」です。
各社から発売されていますが、「ドライナミックメッシュ」はたいへん気に入ったでレビューを書きました!