こんにちは、2023年3月、福寿草が満開とのレポートを見て、5年ぶりに寒峰へ!
まだまだ残雪もあるということと、かなりの混雑が予想されたため7時に到着できるように早めの出発としました。
そのため、余裕もでき撮影時間もた〜っぷり取れました♪
寒峰周回コースとは?
時計回りでも反時計回りでもいいですが、急な傾斜のある場所は下りにつかうのは危険です。
残雪があるならなおさら。
5年前も同じコースで周りましたが、雪がしまっていて歩きやすかったのもあり、ただの急登だった記憶しかなかったのですが、今回は踏み抜き多発&残雪が中途半端にあってなかなかてこずりました。これが下りにつかう予定だったとしたら…ゾッとしますね。
あとは、車道歩きを先に持ってくるか・あとに持ってくるかも気分的なものにはなりますが、重要ですね〜
私の場合は、住吉神社に停めました。こちらのほうが争奪戦になるとは思いましたし、住吉神社より上はあまり道の状態がいいとは言いがたく…
もちろん停める場所がなければ、奥の井登山口に停めてもよいのでしょうが、最後に登り返しを持ってくるのはかなり苦痛ですね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちなみに、ほかのハイカー情報によると、住吉神社上の駐車場には20台ほどスペースが有ったそうです(>>参照YAMAP情報)。
詳しい登山口情報は「四国の登山口323(愛媛新聞社)」の書籍に記載がありました
奥の井登山口〜住吉神社周回ハード登山
住吉神社の駐車場は停められる台数がかなり少ない
住吉神社はグーグルに入力すると導いてくれますが、直前はかなり細い道になりますので、注意が必要です。路肩にはガードレールもない場所も!
「東祖谷村歴史民俗資料館」を過ぎたら、国道439号を右にそれグングン登っていきますよ〜
奥の井登山口は「造林小屋(廃墟)」が目印
登山口は、少し分かりづらかったです。造林小屋ぞいに踏み跡があるので、それに従って進んでいく感じ。
そこに這い上がるまでが急斜面で驚きましたが、あとから観察すると傾斜がゆるいところもありました…!
探して登るようにしましょう。ここで力を使い果たすのはムダすぎますw
踏み抜き多発!歩きづらすぎる尾根までの道
中途半端に残雪が残っており、内部には雪解け水がチョロチョロと…
それもそうです、この日の東祖谷村の気温は21度!
朝こそ6度くらいで少し寒いなといったぐらいでしたが、車道歩きだけで汗だくでしたからねw
水場はないので、水分は多めに持っていきましょう!
稜線に乗るまでは、ひたすらきつい斜度の踏み跡の薄〜い道を登っていきます。
雪のないところを選んで歩くのは、3分おきにYAMAPを見ないといけなく、大変疲れます。
2時間半ひたすら登り続けると、ごほうびの景色が
ずらし休憩は有効!早々に出発
30人もいっぺんにやってきたものだから、山頂は大混雑。お昼を取りしだい、早々に退散します。
下山し始めると、いい感じのブナの木が!
こちらも以前写真を撮った記憶があります!
つい時間をとって撮影してしまうので、ぞくぞくぬかされてしまいますねw
人が入ると、山の大きさが引き立つので”人待ち”をしては進む、というのを繰り返していましたw
たおやかな良い峰です。
福寿草群生地には這いつくばり撮影する方がたくさん!
群生地に到着すると、まるでたんぽぽのように咲きまくってる福寿草たち!
これはびっくりです。本当に見頃ドンピシャの日に来てしまいました♪
しかし、あたりを見回すと、望遠レンズを抱えた男性ばかり…?
女性はなぜか私1人だけでしたw
お花好きな男性にたまらない場所なのでしょうか。
がれ場に咲く厳しい環境なので、より萌えるというものです??
とはいえ、みなさんひろがってるのでかぶるということはありません。どんどん撮影しましょう!
下山もなかなか急です。がれているので気をつけて!
ここからはつまらない植林帯。
ただただスギ花粉が舞いまくる、辛い道でありましたw
いったん、登山口と書かれている道路に出ますが、すぐ下にまだまだ登山道は続きますよ!歩くこと約25分…
やっと、神社が見えてきた!お疲れさまでした〜。
この神社横の民家さんにも、実は、福寿草いっぱい生えています。
もし、登らなくても見たいという方はここだけ見せていただくのも良いかも…?(もちろん家主さんにお声かけた上で、ですが)
まとめ
寒峰は、以前よりも福寿草が減ってきたとの情報がありますが、素人目に見ても、かなりいっぱい咲いていると思いますよ。
この日も広島ナンバーなど、瀬戸大橋を渡ってこられている団体さんもたくさんいらっしゃいましたし、本当にこの時期に登ることに価値のある山だと思います。
だからこそ、駐車場もいっぱい停められるようにしてくれているわけで…(神社ではなく、上の登山口は5年前にはなかった)
ながく、この環境をまもっていくためにも…マナーを守って駐車し、登山していきましょう!
以上、「【寒峰/残雪期】福寿草満開!奥の井登山口〜住吉神社周回ハード登山」の記事をお送りしました。
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今回、残雪期という難しい時期の登山でしたが、1週間違ったら軽アイゼンがないと登れなかったでしょう。装備はしっかりとそなえて登るようにしましょうね。
四国の山の笹藪(ささやぶ)対策グッズ
スパッツ(ゲイター)
藪を通ると、靴の中が葉や笹だらけになります。
実際、帰りに寄った温泉施設の前で、靴を脱ぐと出てくるわ出てくるわ・・・・笹がw
藪には「スパッツ」が有効。
でも、天気がいいと特に忘れてしまうアイテム。
もともとは「スパッツ」(※ゲイターともいう)は登山靴とレインコートの間から雨が進入しないようにつけるアイテムです。
四国山域では、雨でもないけど意外とつけている方がいらっしゃいますよ。
新しいウエアの方は絶対持っていったほうがいいですね!ボロボロになるのも防げますからw
昨年私が縦走した際は、買ったばかりのモンベルのインナーとタイツがほつれまくりましたよw
多少荷物が増えてもいい方はぜひ!
ストック
藪(やぶ)のため、腰から下が見えないので、
- 路面がぬれていてすべりやすい場合
- 突然岩がありつまづく可能性
とっさに対応することができません。
そういうことを防ぐために、「ストック」で見えない路面を確認に使うのをご提案いたします。
1本だけでもザックに忍ばせておくだけで安心感が違いますよ。
折りたたみであれば小さなザックでも大丈夫です。
私はいつも1本だけ保険に入れています。めちゃくちゃ役に立ちました。