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【四万十川源流経由】「不入山」登山!ヤブ漕ぎトラウマ?”遭難”がよぎる山

【四万十源流経由】 「不入山」登山! ヤブ漕ぎトラウマ?” 遭難”がよぎる山登山レポート/高知県
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こんにちは、高知県在住アウトドアライターのaimiです。

あなたは四万十川の最初の一滴に興味ありますか?

私は、以前から行ってみたかったのですが、夏はやはり暑い…

そして笹がボウボウという記録も多々あり、この山を走行ルートにしている「龍馬脱藩マラソン(例年10月開催)」の草刈りが入る後に行こうと決めていたので、必然的に秋になりました。

しかし、残念なことに紅葉の時期も逃し、何を見るのか?という感じもしたんですが、登山口への道がべらぼうに細く、アクセスがあまりよくない山なので…

暑くないだけマシ!雪がないだけマシ!ということで、行って参りましたよ〜!

下山後カフェ「満天の星」から見た、不入山方面(山頂は手前2つ目の、特徴的なとんがり山の向こう側だそうです)

【今回のルート】四万十川源流登山口から南回りルートで周回

四万十川源流登山口→四万十川源流→不入山→(南回りルート)→四万十川源流→四万十川源流登山口
距離:4.2km、所要時間4.5時間程度

不入山には2つの登山口がありますが、今回はごく一般的な四万十川源流登山口から。

「四万十川」の圧倒的知名度から、観光客も訪れる場所となっています。

冬は雪が積もるとまあまあ難しい道ですが、それ以外の季節は快適に見学できるのではないでしょうか?

aimi
aimi

とはいえ、「不入山」で検索すると「遭難」というワードもヒットするから要注意の山だよ!!

【登山口のアクセス】駐車場せまし・通行難なので、注意が必要

観光客の方が、記帳ノートを見ています

スタートの四万十川源流登山口は、駐車場という駐車場はなく、広い路肩に停める感じとなっています。

5分くらい降ったところに私は駐車しましたが、そこまでの間にもうまくいって10台くらいしかスペースがなさそうでした。

そのため紅葉時期などは、かなり下の方まで行かないと停められないかもしれませんね。

トイレもありません。手前の「道の駅布施が坂」でお手洗いは済ませておきましょう!

【山行レポート】

ここからは、不入山登山のレポートをしていきます。

後半、一瞬道を見失って”遭難”の文字がよぎり、細〜い正規ルートを見つけて安堵したものですが、注意して歩けば問題のないルートでしたよ!

それではいきましょう〜♪

「四万十川源流点」までは平和な道です!

終始、こんな感じだと思った方がいいです
昔、人が住んでいた跡?(石垣あり)
源流点はここ!

登山口からいきなり、滑りやすい苔の道。

やはり源流の山ですから、湿度は高め!

夏はかなり、足元に気を使いそうです。

11月下旬は、水も枯れ気味で、水量も少なかったので、比較的乾燥していたから良かったのですが…

源流点に着くと、ベンチがありますが、水量が少なすぎるせいもあって、特に感動?的なものもなく、そのまま進むことに。

でも、ブログ読者さんには四万十川の知識を少しお伝えしておきますね!

四万十川は数少ない、途中に大きなダムがない川。ここから四万十川が196kmにわたって海に流れます。「日本最後の清流」と言われ、四国内で最長の川です。

不入山山頂まで汗だくで到着!

ヒメシャラの木肌の冷たさでCOOL DOWN!
水墨画のような太平洋方面
山頂碑と祠があります
鳥形山(高知県仁淀川町)が均整のとれた姿でドドン!
山頂には四国で5つしかないという、一等三角点があります

登山口では寒いくらいの気温でしたが、葉が落ちた木の間からさんさんと太陽が降り注ぐため、汗だく!

最後のまあまあな急登に、休みつつも登頂!

山頂には、祠とベンチがあり。

眺望は、鳥形山の後ろに石鎚山系!ずらっとオールスターズ。額縁のような風景です。

ちなみに、冬の登山の休憩中は汗冷えがすごいです。

ウィンドシェルを羽織り、風からカラダを守りましょうね!

aimi
aimi

私はfinetrackの「ピコバリア」を愛用しています!

下山し、南回りコース・船戸林道の分岐で道迷い

詰んでしまいそうになった分岐の看板。わかりにくい…

山頂からは、周回コースを取るので、直進。

苔むす雰囲気の良い道を降りていくと、船戸林道との分岐を発見。

ここは4叉路になっているところで、見逃してはいけない重要な地点です!

しかし入口が笹が生い茂っており、どこから入るのかがわからず、しばらくグルグルしていました…

登りやすいところから登っても全然違うところを歩いているようだったので、あきらめて船戸林道に降りようとしかけたその時…

aimi
aimi

あったよ!踏み跡!リボンも!!!

なんとか正規ルートに復帰、四万十川源流まで無事帰還!

「四万十川源水点」は源流点より上流にある

細い踏み跡をたどっていくと、笹が自分の背くらいまであり、やぶになっているではありませんかww

ヤケクソでかき分けながら通りますよ!!

道があるだけじゅうぶん!そう思わないと…。

船戸林道に降りていたら、車道歩きも加わり余計に2時間かかっていたのですから、まだマシですよ✌︎(‘ω’✌︎ )b

20〜30分くらいでしょうか。やぶだらけで頭に血が登っていたのはw

見覚えのある景色「四万十川源水点」についたら、この旅ももう終盤です。

aimi
aimi

あ〜ホッとしたわ!終わった〜!

ちなみに源流点をどこにするかという時に、水のない渇水期でも水が枯れない地点ということで、この場所が源流点となったそうですよ。確かに訪問した、冬の時期は水がまさに少ないとはいえ、チョロチョロと出てましたからね〜

ゴール!お疲れ様でした

紅葉はもう終わっていました

下山も、足元に気をつけながら降りていきます。

観光客の方が源流をじっくりとみておられましたが、寒いので、滞在時間はせいぜい5分くらいでしょうか…

夏なら涼しくて気持ちよさそうですが、紅葉もすでに終わっており、ただの寂しい感じの場所になっていましたからね。

(私は、こういう低い山では水はくんだり飲んだりしません)顔だけ洗って終了!

冷たくて気持ちよかった〜!

登山口からは5分ほど降って、車に戻ります。お疲れ様でした♪

【まとめ】四万十川源流+不入山はなかなか歩きごたえあり、道迷いに十分注意!

葉が落ちて、人気がない山も大好きです。

「龍馬脱藩マラソン」の前に来ていたらどうなっていたか?と考えると割と恐ろしかったのですが…

四万十川源流→不入山だけのピストンならなんの問題もなかったでしょう。

問題は、山頂から周回ルートをとる場合ですね。

道がないとわかった時は、本当に焦りましたし、船戸林道に降りていたら帰りが薄暗くなるのは確実でしたから、心細かったですね。

ソロで行くのはおすすめしません!

YAMAPなどのGPSアプリもないと絶対に詰んでました。

ダウンロードして、ちょっと怪しいと思ったら戻る!これ鉄則ですよ。

とはいえ、高知県に住んでいる以上は、四万十川の源流は一度でもみておきたいもの。

山頂は気持ちよかったし、満足満足!これから196km旅していく、四万十川の最初のお水ですよ。

以上、『【四万十源流経由】「不入山」登山!ヤブ漕ぎトラウマ?”遭難”がよぎる山』の記事をお送りしました。

「四万十川源流点・登山口」のアクセス

【住所】高知県高岡郡津野町

「道の駅布施が坂」より車で25分程度。道が大変狭いため、大型のクルマで行くのはお勧めしません。

お手洗いもないので、事前に済ませておきましょう。駐車場は路肩に停める感じになっています。

【3シーズン(冬以外)】四国の登山装備一覧

四万十川源流へは、スニーカーでもいけますが、不入山まで行く方は、登山装備を身につけていく方が安全です。

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登山レポート/高知県
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