こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
よく当ブログ読者さんからたずねられるのが「ココヘリ」「山岳保険」ってどう違うのか?という点。
まったく違うものを指しています!!!!!!
初心者の方にもしっかり説明していきますので、参考にしてみてくださいね!
「ココヘリ」は年会費5500円(1日あたり15円)で受けることができる、会員制捜索ヘリサービス
まずご説明したいのが『ココヘリ』。
「ココヘリ」は年会費5500円(1日あたり15円)で受けることができる、会員制捜索ヘリサービス。
万が一遭難してしまった際、最もかかる費用はヘリコプター関係と言われています。
もちろん、ヘリ以外で迅速に捜索できる範囲であれば、地上からの捜索隊が出るのですが…もっとも莫大な費用を負担することになるのが、やはりヘリの関連費用。
そこで、ヘリなどから捜索するにあたり見つけやすくするGPS発信機「ヒトココ」を貸し出してくれ、
捜索費用最大550万円/年まで負担してくれるのが「ココヘリ」です。
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2022年7月より山岳保険「jRO」と同時加入できるようになりました
「山岳保険」単体では、GPS発信機貸与などはない
「山岳保険」はコンビニやネット・モンベルなどのショップでも加入できる保険制度。
保険単体では、GPS発信機貸与はありません。
そのため、ソロ登山や人の少ない山に行く場合は少し心配ですよね。
遭難者を見つけられなければ、救助のしようがありませんから…!
どこまで補償するかによりますが、価格は概ね年間4,000円台~となっています。
「山岳保険」のみでは、なぜ不安要素が大きいのか?
居場所にピンポイントに向かえないから長期化が予想される
本題に戻り、「ココヘリ」「山岳保険」の違いについてご説明。
上記でご説明したことをまとめますと、
- 「ココヘリ」…GPS発信機を貸与+捜索費用負担
- 「山岳保険」…GPS発信機などの貸与はなく、捜索・入院費用の負担のみ
年間で1日のみの登山・ときどき低山に複数人で行くというケースが多いのであれば、山岳保険のみでOKと感じますが、本格登山やソロ登山の多い方は両方入るべき。
捜索費用は民間ヘリコプターを使った場合、1時間46万円(※ココヘリ公式参考)と言われています。GPSなどで場所が特定できていれば、まっ先にそのポイントに向かうだけなのでざっくり46~100万くらいですみますが、どこか分からなければもっとかかってしまいます。
それに加え、早く見つけること=遭難が長期化した際の二次遭難(捜索隊が遭難すること)を防ぐにも有効。
年間5500円で場所特定が容易になるのであれば、安いと感じませんか?
遭難後72時間の間に見つからなければ生存確率も下がると言われているし…時短で探していただけるほどありがたいことはありません!
家族が安心して見守れる、唯一の手段がGPSと登山届だもの…!
いつも「ココヘリ」の発信機ナンバーを冷蔵庫に貼って、行った山域も把握してるよ
【まとめ】「ココヘリ」「山岳保険」は異なる!しっかり理解して加入しよう
ここでいちどまとめましょう。
- 「ココヘリ」は年会費5500円(1日あたり15円)で受けることができる、会員制捜索ヘリサービス
- 「山岳保険」単体では、GPS発信機貸与などはない
- 「山岳保険」のみでは、なぜ不安要素が大きいのか?
→居場所にピンポイントに向かえないから長期化が予想される
かなりシンプルに纏めましたが、理解が深まったのではないでしょうか?
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詳細は別記事にまとめていますので、関連記事も参考にしてみてくださいね。
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