こんにちは、アウトドアライターの(@shikokunoyama)です。
私は登山の他にキャンプも大好きですが、子連れ家族と一緒にキャンプする機会もあり注意点をいっしょに考えてみました。
というのも2019年9月21日、山梨県道志村のキャンプ場で以下の事件が発生。
3週間たった現在も見つかっておらず、捜査隊はいったん解散。
希望者(ボランティア)のみで捜索している状態です。
両親が目をはなしたすきに起きてしまった事件ですが、キャンプ場は危険がいっぱいなんです。
今回の場合は沢もあったり、崖もあったりするからね。
ここで「【子連れキャンプ】危険いっぱい!8つの注意点を守り、たのしく安全に過ごそう」ということで考えていきましょう!
【子連れキャンプ】危険いっぱい!8つの注意点を守り、たのしく安全に過ごそう
①1度サイトの周りを家族みんなで歩いてチェックしよう
サイトについたらすぐにテントを張るのではなく、一度サイト周辺を歩いてみてどんな場所なのか知っておきましょう。
というのも日が暮れてから・お酒を飲んでからでは歩き回ることができなくなりますし、周りの危険箇所がわかりません。
さらには歩いていると近くのサイトの人がある程度わかる、という利点もあります。
「あいさつ」ができるとなおいいですね。
コミュニケーションを取っておくと、何かあったときに助け合ったりすることができますよ♪( ´θ`)
また、ちょっと雰囲気悪いなと思ったら場所を変えることもできますし。
歩きながら、子供にも注意をうながすことが出来ます。
道志村の事件では「オフ会」で集まっていたといいますし、この部分が欠けていたんじゃ?と思っています。
誰かが主催してくれると、準備を怠ったり周りが見えなくなる傾向がありますからね!完全なる準備不足と言えます。
②緊急連絡先を事前に調べておく
キャンプ場は電波が不安定だったり、町から離れている場合が多いです。
道志村もその例にあてはまり。
山梨県都留市がおおもとの消防本部で、道志出張所がキャンプ場から20分のところ。
おそらく出動してくるのは本部からでしょうから、少なくとも車で40分。
お世辞にも近いとは言えません・・・
最低限、
- どこで電波がつながるのか(できればつながるキャンプサイトを選択したいものですが)
- 連絡先はどこなのか
把握しておくことが重要です。
以前お世話になった「道志の森キャンプ場」は全部の場所で繋がらないためwifiを構えているほどでしたから。
③お手洗い場所のチェック
お手洗いは死角になりがち。
お子様を連れ込んで、という変な事件も多いですから、ご両親はできるだけ目を離さないように!
夜に行くこともあると思うので、どこにあるか把握しておきましょうね。
④沢・川・海に入る際は必ずと「ライフジャケット」「マリンシューズ」着用
沢・川・海は見た目以上にながれが早いものです。
今雨が降っていなくても上流で降っていたら、水量も多くなってきていますし大変危険です。
「ライフジャケット」・「マリンシューズ」共に高いものではありませんので、お子様のサイズにあったものをひとつ揃えましょう。
また足元もガラスの飛び散りなどが考えられますので、マリンシューズがひとつあるといいですね。
グリップがついており、苔のついた岩を歩いても滑りません。ケガの予防にもなります。
⑤暑さ寒さに対応できるよう、体調管理は万全に
キャンプ場はいつもよりも広くて楽しい環境。
はしゃいで走ったり、運動量が多くなることで汗もかきます。
塩分や糖分しっかりとらせて、熱中症にならないように注意しましょう!
いっぽう、春・秋は寒さ対策も必須です。
ユニクロなどで安価な羽織れるパーカーなども売っていますので、チェックして見てくださいね♪
⑥虫除けは万全の対策を
夏はアブやブヨ、秋はハチの活動が活発化します。
ハッカ油スプレーなどであらかじめ対策して遊ばせるようにしましょう!
さされてしまったら「ポインズンリムーバー」の使用も有効です。
毒を吸い出した後も、病院に行くのはお忘れなく。(単なる時間稼ぎなだけです)
最近ではマダニも街におりてきている印象。マダニリムーバーという専用のものもありますのでひとつ持っていてもいいですね。
マダニ、めちゃくちゃ怖いので注意ですよ!刺されないことが重要!
マダニの感染症って怖いですよね。。
山に行くと、気づいたら咬まれてたりしますよね😇
この記事にも書かれてるように、正しく恐れることが大事ですね!
危機感をあおるのは何事においても良くないですね。
正しい知識を身に着けていきたいと思います(/・ω・)/#森林#林業https://t.co/J9KJXT5lfj— 🌳しゅんすけ🌳 (@9uhOh1F7bKxT5H9) June 25, 2020
⑦リアルタイムの発信は控えよう
- 「●●キャンプ場にいます」
- 「●●なう」
を的なSNSをリアルタイムで上げてしまう人がいますが、
あまり良くないですね…
- 家が留守である=泥棒に入られる可能性
- ●●キャンプ場で子連れオフ会をしている=子供がいっぱい集まっている
と自ら危険にさらしているようなものです。
もし犯罪者が見ていたら?
その時は「その時」を集中して楽しみ、帰ってきてからアップすることにしましょう。
⑧オフ会情報はネットに書かない
キャンプオフ会なるものも最近では抵抗なく各地での開催が見受けられますが、場所の詳細はあまり書き込まないほうがいいですね。
- その場所に行けば、高価なキャンプギアがそろっている?→盗難の危険性も
- その時間に行けば、子供がたくさんいる?→誘拐の可能性も
様々な事件を誘発するかもしれません。
念には念を入れて、情報管理するようにしましょう。
物事に絶対はあり得ません!
ちょっとでも変だなと思ったら開催中止にする勇気を!
【さらに念を入れるなら】「ココヘリ」を所持しよう
あなたは「ココヘリ」をご存知でしょうか?
「ココヘリ」とは会員制捜索ヘリサービスのこと。
もともとは登山で遭難した方に向けたサービスでしたが2020年6月、
- スノーピークの直営キャンプ場限定で位置特定
- 貴重品管理に(スマホで探せる)
- 子供やペットの見守り
万が一の備えとして、サービスをスタート。
「ココヘリ」の山岳遭難・位置特定サービスで培ったノウハウをもとに作られた端末が、あなたのキャンプライフをより安全にしてくれます。
ちなみに山岳遭難・位置特定サービスの「ココヘリ」は以下の記事で使用レポートを書いていますので参考にしていただけると幸いです。
まとめ:子連れキャンプは大人がすべての責任を負っています。自覚しましょう
ここで一度まとめましょう!
①1度サイトの周りを家族みんなで歩いてチェックしよう
②緊急連絡先を事前に調べておく
③お手洗い場所のチェック
④沢・川・海に入る際は必ず「ライフジャケット」「マリンシューズ」着用
⑤暑さ寒さに対応できるよう、体調管理は万全に
⑥虫除けは万全の対策を
⑦リアルタイムの発信は控えよう
⑧オフ会情報はネットに書かない
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