こんにちは!ソロキャン大好きブロガーのaimiです。
わたしは登山を始めてから、山小屋の隣などの「キャンプ指定地」で「山でテントを張って泊まる」事が当たり前に行われているのを知り、
「何だ、この想像するだけでわくわくしてくる世界は?!」
とひとり興奮したのを覚えています。ちょうどそのころ普通の一人旅にも飽きてきたころ。
すぐ道具や装備をそろえておやまソロキャンプに行きました
「オートキャンプ場」でするキャンプのことではありません。
わたしがおやまソロキャンプをして思った、メリットとデメリットを書いていきますね。
メリット
山で過ごす時間が増える
単純に、
- 「日帰りで登っていた山に泊まりで登る」
- 「日帰りで登れない山を泊まりで登る」
ということになるので山の中ですごす時間が増えます。
ゆっくり食事をしたり、日帰りでは飲めないお酒をたしなんでみたり・・・・
ちなみに、山のてっぺんで飲むお酒は最高~~においしいです。
現地で汲む雪解け水のコーヒーもめちゃくちゃおいしいです。
「澤井珈琲」のものは個別包装で持って行きやすく、とくに気に入っています。
日の出や日没のいわゆる「マジックアワー」に立ち会える
わたしは写真が上手いわけでもないですけど、カメラが好きです。
なので、「マジックアワー」には立ち会いたいんですよね。
とてつもなく神秘的な写真が取れたり、ビックリするほど雲海が広がったり。
朝の張りつめるひんやりした空気。そこにいた人しか味わえない空気に触れることもできます。
わたしが一番今まで感動したのは台風前に北アルプスの「蝶が岳」に登ったとき。
雲が次々めまぐるしく形を変えたことからものすごい茜色の夕日がみれて、まぶしすぎて涙がぽろぽろ出てきたんです。
あんな夕日は、後にも先にも見れないでしょう・・・・
ひとりなので話しかけられやすい(上手くいけば寂しくない!)
おやまソロキャンパーって結構いらっしゃいます。
とくに夏休みの時期は女性ソロキャンパーも珍しくはありません。
なので、雰囲気が合いそうだと感じたら話しかけてみてはいかがでしょうか?
または話しかけられる確率が高いでしょう。
そう思える理由は、やはり「登山が好き」だということが一致してるから!
周りが楽しそうな中だと「ひとりご飯」って食べるのが寂しかったりもするんですよね。
ひとりも楽しみつつ、近所のテントの人ともお話したり。楽しいものですよ。
わたしは5年位前、北アルプスの「火打山」で出会ったソロ女子とは今でもフェイスブックで連絡を取ったりしています。
はじめて出会ったのに、同じ山を登ってきた仲間。それだけでもすぐ仲良くなれるんですよね。
「山マジック」です!
装備が進化していて女性でも無理なく行える
UL(ウルトラライト)ってご存知でしょうか?
ULとは、装備の軽量化する考え方のこと。
わたしはUL(ウルトラライト)装備に変えてから、かれこれ10回くらいは出かけています。
テントとシュラフが小さくなっただけでもザックが1サイズ小さくなるんです。
とくに女性は持ち上げる力が男性より弱いため装備の見直しはする価値が十分あります。
重すぎる荷物にために山旅が楽しめなかったとしたら、それでは本末転倒です。
デメリット
セキュリティーがない
女性ソロキャンパーは真夏の繁忙期の北アルプスには結構いますがまだまだ少ないです。
「静かがいい」という点は結構ですが、やはり心配なのはセキュリティー女性一人でぜんぜん人のいないテント場は抵抗がある方も多いと思います。
なのでなるべくファミリーの隣に張るとか、早めに着いて選べる状態にしておいたほうがいいでしょう。
変な人に付きまとわれたりいたずらされてからじゃ遅いですので、自分の身は自分で守りましょう。
仲間と装備を手分けして持つことができない
とくに火器やコッヘルなど、二人以上のキャンプには共同で使えるようなものもソロでは全部ひとりで持っていかなければなりません。
その場合、減らせるものは極力減らし「ULミニマリスト」を目指してみてはいかが?
とくに一番重いといわれる「水」は水場の有無で持って行く量も変わってくると思いますので要チェックです。
1人用の炊飯器「メスティン」があれば少ない燃料でご飯を炊くこともできます。
「必要なだけ作る」のって結構大変ですよね。
適正な大きさの装備を持っていくのは荷物の節約になりますよ。
装備が高価
以下の記事にまとめていますが、今何人かで共用している装備をソロ用に買い換えると割高になります。
自分のよくやる登山スタイルを想像して、買い換えていくのがベターです。
しかも一気にではなくぼちぼちと。
ちなみにわたしの場合、テントは「ソロ用」と「夫婦用(2人用)」で分けています。
まとめ:デメリットよりメリット多し!おやまソロキャンプは寂しくない!
ここで一度まとめましょう。
メリット
・山で過ごす時間が増える
・日の出や日没のいわゆる「マジックアワー」に立ち会える
・ひとりなので話しかけられやすい(上手くいけば寂しくない!)
・装備が進化していて女性でも無理なく行える
デメリット
・セキュリティーがない
・仲間と装備を手分けして持つことができない
・装備が高価
こちらはテント場で1人コーヒーをしたときの写真。至福のときです。
誰とも話さず、静寂の時を楽しむのも乙なものです。
UL装備を上手く取り入れていければ「おやまソロキャンプ」のハードルも下がると思います。
あなたも装備をそろえて、「おやまソロキャンプ」してみませんか?
私の使用しているソロテントはこちら
アメリカのオレゴン州ポートランドにあるアウトドアブランドのテント「SIX MOON DESIGNS・Lunar Solo (シックスムーンデザインズ ・ルナーソロ)」です。
暑いときは入り口を全開にしオールメッシュにし、シェルター(蚊帳)としてもつかえます。
雨にはちょっと弱いけど、とても軽いので気に入ってます。
記事にもしていますのでよかったらチェックしてみてくださいね。