こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
先日、北海道・道東エリアの旅をしてきたのですがその際に狙っていたのが”津別峠(津別町・屈斜路湖の外輪山にある展望台)”の雲海!
道東の雲海=”津別峠”のワケ
標高が1,000m近いので、見られる確率が非常に高い
ぶっちゃけ、雲海が見られればどこでもいいとは思っていましたが…
宿泊していた「ライダーハウス昭栄」さんのご主人にお聞きしたところ、狙っていた”美幌峠(びほろとうげ)”よりも標高が高いので、雲海が見られる確率が高いということで、あっさり変更♪
美幌峠(弟子屈町と美幌町境)…標高493m
津別峠(津別町)…標高947m
せっかく来たし、レンタカーもある事だから。より条件の良い方に向かいたいですしね〜
「津別峠」の行き方
冬季期間(11月~5月頃まで)は唯一のアクセス道・588号線が通行止めなので注意!
津別峠の行き方は、ちょっと難しいです。
冬季期間(11月~5月頃まで)は、唯一のアクセス道・道道588号線が通行止めのため展望台へは行けません。
私が北海道に向かう前にこの周辺を旅されていた「キャンプたかにい」さんの動画では、通行止めなのにその道で向かおうとして、かなりUターンされていました。行かれる際は時期にご注意を。
私が訪問したのは6月中旬でしたので、問題なく到着できましたが…。
「津別峠」の日の出時刻
夏至(6月21日)で3:35なので、雲海シーズン早起き必須!
北海道の朝は早い!日の出が早く、落陽が遅いですw
『1日が長く活用できて良い〜!』と思う私はハッピー(のーてんきw)であったりもしましたが、普通のノリでは2時には起きれませんよね((((;゚Д゚)))))))
ちなみに私が訪問した日の「津別峠」日の出時刻は …6月23日時点で3:42でした。
夏至の日の出時刻は3:35まで早くなるのですから、ご注意を!
「津別峠」の雲海予報ってどこで見れるの?
三菱自動車”雲海出現NAVI”
雲海予報は三菱自動車の”雲海出現NAVI”「美幌峠」ものを参考にしています(宿のご主人にお教えていただいた、津別峠の対岸にある20km先の峠)。
さらに詳細を見るなら「津別峠ライブカメラ」ですが、これは日の出前に見るには暗いので晴れてるのか曇ってるのかは定かではなく…((((;゚Д゚)))))))
しかし、少なくとも日の出後にお出かけするのであれば有効なチェック方法。
雲海だけみたいという方は、見てから出かけるのが確実だね!
「津別峠」に行くには?
「津別峠」に向かうには2種類の方法があります。
もちろん公共交通機関は通っておりません!そんな早〜い時間となるとなかなか…ですからね。
①レンタカー
最寄りの空港・中標津空港から借りるのが一般的。
しかし中標津空港は便が少ないので、女満別からの方も多いかもしれませんね。
どちらも、「skyticketレンタカー」がおトクでおすすめです。ちなみに最寄り駅の「川湯温泉駅」付近にはレンタカーを借りれる場所はありません。
峠は大型車で攻める場所ではありませんから、軽自動車やコンパクトカー(1日7,000円程度)が適しているでしょう!
②ツアーに参加する
A.屈斜路湖雲海ガイドツアー
”レジャーガイド遊び屋”さんがツアーを企画されています。
集合場所までは自力で行く必要がありますが、周りには何もないですし屈斜路湖の一望できる良いホテルなので泊まっていくのが一般的なのかも。
- 集合場所 屈斜路プリンスホテル1階 遊び屋ツアーデスク
- 所要時間 1時間半
- 料金 大人3500円、子供1800円、幼児700円(3歳以下)
- 実施時間 季節により時間が異なるので、申込時に要希望
6/1~9/30 ①4:30~5:50 ②6:00~7:20
10/1~10/9 4:45~6:05
10/10~19 5:00~6:20
10/20~31 5:10~6:30
※予約申し込み時に①4:30~ ②6:00~ 希望の時間をお書き下さい。
B.屈斜路湖・雲海ガイドツアー in 津別峠
”ノンノの森”さんのツアー。
こちらは「屈斜路湖プリンスホテル」の逆側(西側)の『ランプの宿つべつ』が集合場所だというだけで、料金・内容は同じ。
- 集合場所 ランプの宿森つべつ1階 遊び屋ツアーデスク
- 所要時間 1時間半
- 料金 大人3500円、子供1800円、幼児700円(3歳以下)
- 実施時間 季節により時間が異なるので、申込時に要希望
【撮影レポート】”津別峠”のTHE 雲海撮影!〜予報10%の確率を無視してGOGO〜
2時起床、2時半に宿を出発
前日は、土砂降りの雨!
2時に起きると、雨は止みましたが…宿周辺は幻想的な霧がかかっていました。
同宿の方も起きれたらいくと言われていましたが、そういう感じではなかったので予定通り一人で出発!
北海道の朝、早すぎでしょww
「ライダーハウス昭栄」さんを後にし、3時半過ぎには津別峠に到着。
その際、法定速度で走っていた先行車がエゾシカを轢きそうになる…
あわや巻き込みそうになったところで緩やかにストップ。
やはりこういうこともあるので、車間はあけておくべきですね…((((;゚Д゚)))))))
危なかったぞ…??
エゾシカ。
— aimi@高知移住アウトドアライター🚲 (@aiaiminini) June 25, 2022
かわいいのは良いのですが、朝の3時、法定速度で走っていた前のクルマが轢きそうになってた💦💦💦
後続だったから影響なかったけど、あれは止まれないわ。レンタカー会社さんもかなり注意喚起しているみたい。私のはなかったけどw
ホント、どこにでも現れるから気をつけて⚠ pic.twitter.com/Di4BdCwlum
津別峠には20台の車、カメラマンで大にぎわい
展望台に着いた頃には、もう視界が開けつつあったのでライトは要りません。
たくさんの人がいまかいまかとその瞬間を待ち構えています…。
そして、その感動的瞬間はすぐに訪れました。
まあまあギリギリでしたねwww
雲が切れた場所から、太陽が出てきてくれましたよ〜〜!
雲の上に乗れそう⁉️分厚い雲海に感動しっぱなし
雲海の全貌が分からなかった私、この時太陽の下が全部雲であるという事実に打ちのめされてしまいます。
ほんとうに、雲の上に乗れそう!!
太陽で雲があたためられてブワッと上に巻き上がります。
この瞬間、ここにいる人しか見れない絶景。写真じゃ伝わらないよ…!
その他の景色もすごいよ!雄阿寒岳やエゾシカが大迫力!
ある程度日が登り切ると、人が減ってきました。
しかしまだまだ雲の仕業で絶景が期待できるので、待機する人も多数。
私も少し粘ることにして、まわりを散策してみることにしました。
逆側もすごい絶景!
雲海だけで帰るのはもったいないほど。
エゾシカも優雅にご飯を食べているし、やはりカルデラ湖である阿寒湖の湖畔には雄阿寒岳がどっしりと構えています。
爆裂火口跡が3つもあるというのだから、さぞかし迫力のある山なんでしょう。
すぐ近くに見えるから、登ってみたくなる〜!
帰路も絶景だから、路肩に停めてちょっと撮影してみた
”津別峠”=標高が1000m近くありますから、1499mの雌阿寒岳がちょうど目線の先に見えます。
道はくねくねしており見通し悪く狭いです、周りの車に注意して停車しましょうね!
ハイシーズンはこういうこと、できないかも?
大満足の撮影ロケでした。
”津別峠”へのベースキャンプは屈斜路湖付近が◎
津別峠の雲海✖️日の出を狙うなら、早起きが必須なので”屈斜路湖”付近に泊まるのがベター(20kmくらいで移動のムダがきわめて少ない)。
ただ宿泊施設は非常に少なく、部屋数も限られているので”川湯温泉”付近も視野に入れるといっきに可能性は広がります。
良い感じのリーズナブルなペンションも乱立していますので、早めに予約を入れて計画を立てることをおすすめしますよ〜!(ちなみに私の泊まっていたライダーハウス「昭栄」は40kmも離れていましたww)
私が利用しているカメラはOLYMPUS ミラーレス一眼「OM-D E-M5 MarkII」
カメラの詳細は別記事にしていますので参考にしてみてくださいね!