こんにちは。アウトドアライターのaimi(@aiaiminini)です。
先日、神奈川県の丹沢山系に2018/12月朝登山にでかけた男性の行方不明という件が拡散されていました。
残念ながら一週間後、遺体で発見されたということですが今回の件のように
- 登山届を出している
- 登山口がわかっている
- どこに向かっていたのかもわかっている
と条件がそろっていても遭難の確率はゼロにはなりません。
なぜ「登山届」だけではいけないのか?
登山届はあくまでも捜索の「手がかり」になるだけのデータです。
遭難した本人が
- 気分を変えてちがう道で登頂しようとしていた?
- 迷ってしまった?
- 滑落してしまった?
本人しかわからないことが当日起こっていたら、どこにいるかわからないということもなきにしもあらずなのです。
また、稜線・登山口付近以外では携帯電話の電波がない場所も多いです。
捜索するほうの人員も限られています。時間が遅かったりすると「円滑に捜索」どころか「なすすべがない」場合も意外と多いのだそうですよ。

登山届あるのに…?
この記事では、『登山届を出しただけではダメ!安全登山をするのにかかる年間費用』という説明をさせていただきます。
安全登山をするのにかかる年間費用
①山岳保険…¥5,000
民間ヘリ捜査費用は1度の出動で100万円単位と言われていますし、それにかかわる人員にも費用が掛かってきます。
そのような費用がポンと出せる人はなかなかいないでしょう。そして普通に考えて、趣味のことは家族に迷惑をかけず「自分でまかなうべき」です。
山岳保険は「1年単位」の契約が一般的。
などが有名です。
③④は本人が死亡した際の死亡保険は一切含まれませんので注意が必要ですが、いずれも年額3,000円~5,000円位が平均となっています。
私は夫ともに家族割がきく④のjROに加入しています。
②ココヘリ…¥3,650
「ココヘリ」は年会費3,650円(1日あたり10円)で受けることができる、会員制捜索ヘリサービスです。
- 高精度発信機の貸与
- 無料捜索ヘリを1事案につき最大3回まで利用できる
- 数時間で捜索・発見実績多数あり
※全国の山域をカバー。2018年シーズン発見実績100%
①でご説明した山岳保険は1日100万円までのイメージですが、捜索が何日も続いた場合、その金額ではまかなきれないことも出てきます。
そんな場合、「無料捜索ヘリを1事案につき最大3回まで利用できる」のは最大の命綱になりますし、本人だけではなく残されたご家族にとっても心強いのでないでしょうか。
したがって、
山岳保険+ココヘリ=全国の山域をカバーする、これ以上にない命綱
といえます。

なんせ発見率100%です!誤差もほぼなし!どの交通手段より、ヘリが一番早く現場に行ける場合が圧倒的に多いですしね
よろしかったら以下の記事も参考にしていただけると幸いです。

\1日当たり10円の命綱/
③ドコモ回線のスマホ(持っている人なら実質ゼロ円)
日本百名山を中心に、登山道での携帯電話電波の普及率がかなり高くなってきています。
月に2~3回は登山を楽しむ私としては「つながりやすい」キャリアを選ぶのが大前提。
- 家族への連絡手段に
- ケガや遭難の際の保険に
- スマホのGPSで今いる場所が特定できる(機内モードでも可)
必然的に「ドコモ」一択となります。
「楽天モバイル」ならドコモ回線を使用していますので、

ドコモは高いよ…

スマホじゃないよ…
という方でも、「楽天モバイル」ならすぐに実現可能です!
本体も、通話料も大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の半額以下。
詳細は以下の記事でどうぞ!
楽天モバイルなら月々のスマホ代がこんなにもお得?早速シミュレーション!
安全登山をするのにかかる年間費用=¥8,650。1日当たり24円!
まとめますと、③のスマホはお持ちの方が多いので省いたとしても
- ①山岳保険…¥5,000
- ②ココヘリ…¥3,650
合計¥8,650となります。1日当たり24円!

これで遭難の確率が減るならすごく安いですよ!
大げさではなく、登山をされる方は全員持っていていいと思います。
ほとんどの方は「山岳保険」どまりだと思うんですが、ここでは「ココヘリ」を加えることを強くおすすめさせていただきました。

ココ、ケチる所ではないですよ!
\1日当たり10円の命綱/
まとめ:だれにでも起こりうる「遭難」を考えてみたら、1日24円は安すぎる
ここでいちどまとめましょう。
- ①山岳保険…¥5,000
- ②ココヘリ…¥3,650
- ③ドコモ回線のスマホ(持っている人なら実質ゼロ円)
断言します。
登山をしている以上、ぜったい「遭難」しないことはあり得ません。
遭難とは、生命にかかわる危険のこと。
登山は命がけのスポーツであり趣味なのですよ。
そのことをよく考えて行動していただけたら幸いです。
以上、『登山届を出しただけではダメ!安全登山をするのにかかる年間費用』の記事をお送りしました。
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