こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
先日九州遠征登山に行った帰り、大観峰(熊本県阿蘇市)にて出会ったカメラマンさんにすすめられた「菊池渓谷」へ。
『カメラ好きなら、ぜ〜〜ったい寄った方がいい!!』と強めに言われたので訪問することにしたのです!
大観峰から車で30分程度と距離もないですし、ご興味のある方はぜひ寄ってほしいです。
ただ、大観峰は知る人ぞ知る、ご来光スポット。
そして、菊池渓谷も早朝の光芒(光の筋)ねらい、となると同日訪問はやや厳しいか…((((;゚Д゚)))))))
私は別の日に訪問させていただきました。
菊池渓谷の光芒の見れる時期…夏(梅雨明け〜9月上旬)限定!
光芒の見れる時期は、夏限定。
しかも、梅雨明け〜9月上旬の晴れた日限定となります。
初夏ほど早めとなりますので、日の出時刻をチェックしてお出かけくださいね!
実は私、ノープランで訪問したのですが…シーズンともなると、光芒ねらいのカメラマンさんがずらっと並ぶのだそうで(長靴はいて水に浸かりながら撮影)。
その様子は以下の記事でもチェックすることができます。
写真家さんの光芒撮影方法の記事になりますので、一読してから行かれることをおすすめしますよ。
一番はじめに書かれているということは、一番人気があるということでしょう。夏休み中ならば平日に狙って行くべきかもしれませんね。
菊池渓谷の見学方法…維持管理費200円+駐車料200円支払い
維持管理協力費が高校生以上1人200円かかります。
ただ、光芒出現時間にはゲートに人がいないため、帰りに支払うようにしましょう!(ゲートは空いてるので入場はOK)
また、菊池渓谷は国定公園に指定されているため、
- 火気使用(タバコ・バーナーなど)
- ゴミ持ち帰り
- ペットの立ち入り
は禁止されています。撮影の合間に休憩したいからと言ってタバコ吸ってはダメですよ〜!
さらに駐車場料金も200円かかります。こちらも係員さんにお支払いしましょうね!
この自然を守るために、必要な料金だよ!
【早朝撮影】「菊池渓谷(熊本県菊池市)」で光芒を狙ってみた
私が菊池渓谷を訪問したのは、2022年9月中旬。到着したのは朝7時半くらい。
1時間の散策コースでいちばん奥の広河原まで行きますよ〜!…ということは片道30分なわけですが、撮影しながらだから全く前に進みませんね…
気の向くままに歩くことといたしましょう。
まず、歩き始めてすぐにあらわれたのが、黎明の滝(れいめいのたき)。菊池渓谷の顔となっている滝です。
【黎明の滝(れいめいのたき)】…いきなり光芒あらわる!高さはないが、水量多めで大迫力!
「黎明の滝(れいめいのたき)」の”黎明”とは水飛沫の上がるモヤを思わせることから名付けられたそう。
その名の通り…いきなり大迫力!光芒でてる!
大興奮で撮影します。しかも誰もいませんよ〜♪
早朝、朝活サイコーです。
マイナスイオンをたっぷり浴びてエネルギーチャージでき、旅の疲れもあっという間に取れました。もうここで帰っていいと思ったくらい美しい滝でしたよ。
【四十三万滝】…水量がすさまじい!THE写真映えする滝
九州日日新聞の景勝地百選で43万票を集めたことから命名されたという四十三万滝。
九州を代表する滝なんですね〜!!
ここは、水面近くにおりれるようになってるので、かなり近くで撮影OK♪
滑りやすいので注意しておりましょうね。
台風の後ともあって、水しぶきの躍動感を出してみました。
【広河原】…カメラマンが集中する、河原エリア。橋の上からも撮影OK
「菊池渓谷」の最大の見どころ、広河原。
遊歩道はここで折り返しとなります。入渓しながら撮影する人が多かったので、邪魔にならないようにささっと撮影。
水の流れがまあまあありますが、ない時でもいい写真が撮れそう。
いろんな角度から撮れるので、取れ高満点!
本当なら三脚立ててじっくり撮影したかった:(;゙゚’ω゚’):
心配していたアブなども、気温が上がる前でしたのでそんなにはいませんでしたしね。
ちなみに入渓されている方の装備は以下のような本格仕様でした。長靴は沢用の鋲(びょう)付きじゃないと話にならないほど、ヌメヌメなので注意が必要です。
【他にも見どころ多数】徐々に下流に光芒が出るので、ゆっくり歩いて帰還
広河原の光芒ボーナスタイムが終わったら、徐々に下流に移動していきます。
その際、やはり光芒が現れるタイミングがありますので、じっくり観察しながら戻ることをおすすめしますよ。
光芒撮影は初だったので、線が出ていなくて恐縮ですが、次回はもっと勉強して出直します(泣)…すみません。
光芒の撮影にはNDフィルターがおすすめ
NDフィルターはレンズから入る光の量を減らすために使うグレーのフィルター。まぶしさを抑えるサングラスのようなものです。
NDとは、「Neutral Density(ニュートラル・デンシティー)」の略で、直訳すると「中立な濃度」という意味です。発色に影響を与えることなく、光量を減らすのがNDフィルター。
…ということで、スローシャッター必須の滝撮影にはNDフィルターは持っていた方がいいアイテム。今回私は突発的な訪問だったために持っていなかったのですが、今後はどこに行くにも持っていこうと思いました。
私の愛用カメラ・オリンパス「OM-D E-M1 MarkⅡ」のレンズには”φ58サイズ(レンズキャップ裏を確認すると書いてあります)”と表記があったため、以下のものを所持しています。真夏の強すぎる日差しに、ND16という値がバッチリ。
3ヶ月滝を撮影しまくって、レビューも書いていますので、参考にしてみてくださいね♪
オリンパス「OM-D E-M1 Mark III」からはNDフィルター機能が内蔵!
2020年に発売された「OM-D E-M1 Mark III」からはNDフィルター機能が内蔵され、NDフィルターを所持しなくとも、同等の写真が撮れるということで注目されています!
既存フィルターと組み合わせると、最大でなんとND500相当の値まで設定可能(>>公式動画あり)ということで、フィルターを買うよりもかなりお得になっています。気になる方はチェックしてみてくださいね♪
以上、『「菊池渓谷(熊本県菊池市)」で光芒を狙ってみた 【早朝撮影】』の記事をお送りしました。
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