>>【速乾性・強度もバツグン】アウトドアメーカーのマスクまとめ
スポンサードリンク

【初心者向け無料ソフト】「オリンパスワークスペース」で天の川レタッチしてみた

【初心者向け無料ソフト】「オリンパスワークスペース」で天の川レタッチしてみた編集(レタッチ)
⚠このコンテンツには広告を含む場合があります

こんにちは!高知県在住アウトドアライターのaimiです。

先日高知県仁淀川町の中津明神山にて天の川を撮影してきたので、自宅に帰って編集(レタッチ)作業を行いました。

その内容をわかりやすくまとめてみました!

天の川はぜったいに「撮って出し」では浮かび上がらせることができないので、ぜひとも習得して天の川撮影をマスターしちゃってください♪

初心者でもカンタンに「天の川レタッチ」できます

使用するのは、タダで使えちゃう「オリンパスワークスペース 」

「オリンパスワークスペース 」トップページより引用

編集ソフトはオリンパスのカメラを購入すると無料で使える「Olympus Workspace(オリンパスワークスペース )」。

こちらからダウンロードできます。

他社の一眼レフ・ミラーレス一眼を使われている方も各社からソフトが出ています。

<各社純正編集ソフト一覧>
  • Canon(Canon)Digital Photo Professional
  • Nikon(ニコン)Capture NX-D
  • PENTAX(ペンタックス)Digital Camera Utility5
  • Sony(ソニー) Imaging Edge
  • Capture One (for Sony) 20
  • Panasonic(パナソニック)SILKYPIX 8SE
  • FUJIFILM(富士フィルム)FUJIFILM X RAW STUDIO
aimi
aimi

各社すべて無料で使えます!

または多くの写真家さんたちが使う「Photoshop+Lightroom」も有名ですね。

ソフトはサブスク形式となっており1ヶ月2,000円程度で利用できます。

元の写真は、どんなに好条件でも天の川が薄すぎ

天の川撮影=レタッチありきで考えよう

まず、撮って出しの写真がこちら。

なんだかぼんやりしていませんか?

肉眼でも天の川は見えていましたが…。

写真にはあまり写っていませんね…_φ( ̄ー ̄ )

私たちがよく見ている天の川の写真は「レタッチ」ありきのものなんです。

ここからは、「オリンパスワークスペース 」を使ってレタッチを実際に行いながら、やり方を解説させていただきます♪

【初心者向け無料ソフト】「オリンパスワークスペース」で天の川レタッチしてみた

①トリミングする

今回は天の川を主役にしたいわけですから、天の川の部分をメインに。

他の部分は切り取ってしまいましょう。

②明瞭度を上げる

「明瞭度」を上げます。思いっきり上げてみてください。

こんなに星があったのかと驚きますよw

aimi
aimi

今まで見えなかった星が見えてくる!すごい!

わかりやすいように明瞭度をMAXあげてみました

③トーンカーブで明暗を引き締める

RGBモードの場合、グラフは上から下にかけて暗く、左から右にかけて明るくなります。

明暗をよりはっきりさせるため、以下のように調整しましょう!

RGBとは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」を指しています
PCのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色が表現されており、これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり白色に近づいていきます。

暗いところを暗く、明るいところを明るく

④ホワイトバランスを調整

つづいては、天の川の色を調整します。

色は好みの問題ではありますが、以下の写真家・茂手木さんの動画を参考にさせていただきました。

簡単にまとめると色で季節感・温度感を見せることが大事

夏の天の川
→グリーン・マゼンタ(赤紫)を含めると、湿度が高い=蒸し暑さが加わる(青み多め)→山の上の場合、夏とはいえ寒いので寒色系にする
(黒多め)

なるほどな〜〜と思いながら拝見させていただきました。

確かに、真っ黒より「青み」があったほうが夏っぽく見えますよね。

aimi
aimi

これで色で悩まなくなる!

今回の場合は、初夏ということで先生のおっしゃっていた「青み」を少し入れてみようと思います

青み、マゼンタに寄せてみる

⑤コントラストを強めに

天の川をよりはっきり見せたいならコントラストをいじってみましょう。

⑥彩度で微調整

ここからは好みの問題にはなるのですが、少しずつ数値を動かしながら色味を足し算・引き算してみてください。

ひとメモリでもがっつり雰囲気が変わるので、面白いですよ。

さらに少し青みを足してみたい…
黄色をひとメモリ動かした後…
青みを追加すると、銀河の青い星が強調された!

⑦かすみ除去

「かすみ除去」とは、大気や光線によって靄(もや)がかかったような写真を、鮮やかで際立った写真に仕上げることをいいます。

パキッとした色味を出したいなら調整してみるべき。

さらに星が増えたように思います

⑧輝度(明るさ)も調整

輝度とは、ディスプレイなどの明るさの指標としても使われる数値。

明るさは人によって感じ方が異なりますけど、ここも調整!

⑨出来上がりです!

1枚とっても、レタッチ次第で全然雰囲気が変わる写真になります!

慣れてくるとその作業自体も楽しめるようになる…はず。

肩肘張らず、まったりとやっていただければと思います٩( ᐛ )و

フィルターをかけて遊んで見たり
また違ったカットで。

レタッチ前後の比較

レタッチ前

レタッチ後

まとめ:無料ソフトでも「天の川」レタッチは可能!初心者でもできました

ここで一度まとめましょう。

初心者でもカンタンに「天の川レタッチ」は可能。
今回使用したのはオリンパスの一眼レフ購入者ならだれでも無料で使える「オリンパスワークスペース 」
→他社にも無料ソフトはあり、そのどれもがじゅうぶんに使える内容
元写真は、どんなに好条件でも天の川が薄すぎ
天の川撮影=レタッチありきで考えよう

「オリンパスワークスペース」で天の川レタッチの手順
  • 基本
    ①トリミングする

    天の川を際立たせるために余計な部分をカット

  • 基本
    ②明瞭度を上げる

    星の数を増やす(映ってるはずの星を際立たせる)

  • 基本
    ③トーンカーブで明暗を引き締める

    ぼんやりしていたものをはっきりと

  • ワザあり
    ④ホワイトバランスを調整

    夏なら蒸し暑さ、冬なら寒さを色で表現

  • 基本
    ⑤コントラストを強めに

    ぼんやりしていたものをはっきりと

  • 基本
    ⑥彩度で微調整

    ④でカバーしきれなかったものを調整

  • 基本
    ⑦かすみ除去

    もや・ガスを除去

  • 基本
    ⑧輝度(明るさ)も調整

    あなたのお好みの色味に仕上げましょう

  • 完成
    ⑨出来上がり!

    1枚から何パターンかレタッチ、納得いくまで何度でもTRYしてみよう

aimi
aimi

ブレてるのがあったので、もう一度リベンジしたい!

…というように、何度でもフィールドに足を運んで、何度でも失敗したら上手くなっていくものです!

初心者でも、簡単にレタッチできたので誰でもできるはずですよ〜♪

また天の川を撮影する予定があるので、今から楽しみ!

ことしはあと何回行けるだろうか…?

以上、『【初心者向け無料ソフト】「オリンパスワークスペース」で天の川レタッチしてみた』の記事をお送りしました。

関連記事

⭐️初心者でもOK⭐️「天の川」の撮影・設定方法!【狙うべき日・場所もあわせて解説】

天の川の撮影は様々な条件がそろわないと、大変難しいです。

狙っている場所があるのなら、シーズンごとに計画を立てて撮影してもいいほどですよ!

中津明神山で天の川撮影会レポート【6月の晴れ間〜新月の晴れ間を狙う〜】

今回のレタッチ記事を書くきっかけとなったロケの記事です。

初めての天の川撮影はやっぱり山の上!

360度ひらけていて好展望で気持ちの良い場所でした。

【購入して半年】オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mmの作例!〜大満足してます

今回使用したカメラ「オリンパスM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm」で撮った作例まとめです。

【テント泊も星空撮影も?】よくばり登山女子、カメラの最適解はミラーレス一眼!7つの理由

なぜ私がミラーレス一眼を購入したのか?その経緯・理由を書いています。

\「GoToトラベルキャンペーン」で旅行代金半額!/

2020年10月1日〜東京都在住の方も対象になりました!国内旅行商品が半額になる『GO TOトラベルキャンペーン』開催中٩( ᐛ )و

<4万円の旅行商品の場合>
代金の割引額に1万4千円、地域クーポンに6千円。
消費者には割引後の金額2万6千円で販売し、地域クーポン6千円を付ける

割引された・最大2万円はまるまる政府負担になるということ!

予算終了まで続きますので、地域復興に役立てましょう。ぜひこの機会をお見逃しなく!新型コロナウィルス対策を万全にし、三密避けられる平日を絡めるのがオススメ。また県内宿泊も大歓迎です。

\四国の山への登山口ってどこ?問題。これ一冊で解決します!!/
四国の山の登山口は分かりづらい! 駐車場があってないような場所もチラホラ… 2022年夏に発売された書籍「四国の登山口(著/愛媛新聞社)」。 初訪問の山でも慌てなくて済む、登山口の場所をわかりやすく解説してくれていますよ!
編集(レタッチ)
\気に入った記事はSNSでシェアしよう♪/
@shikokunoyamaをフォローする
スポンサードリンク
四国の山.com