こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
モンベル、とってもいいメーカーだと思うんですが、先日ツイッターで
「”モンベルって高い”と思う人は冬山登山やめた方がいい。そもそもそういう人は登山を趣味としない方がいいのでは…」
という投稿がバズっていました。
そもそも「モンベル」ってどんな会社?
高品質で良心的な価格で提案される商品は、初心者からベテランまでにお薦めすることができ、ウェアからテント、シュラフ、ザックやシューズなどをはじめとして、アウトドアを楽しむために必要な全てをそろえることが出来ます。
また、災害支援「アウトドア義援隊」や環境スポーツイベント「SEA TO SUMMIT」など素晴らしい活動を同時に行う日本を代表するアウトドアブランドです。
以上の文章は、モンベル公式さんではなく「シェルパ」という登山用品店のコメントから引用させていただきました。
モンベルご自身ではなく、あえてこれを引用させていただいたのは世間での”イメージ”を理解したかったから。
登山用品メーカー「モンベル」の一般的イメージはこの通りで間違いがないです。
「モンベルが高い」というツイートがバズっていた件について
「モンベル製品は高いという人は冬山やめたほうがいいのでは?」という投稿
私も登山をしない知り合いの人に「モンベルは安いから…」とうっかり言ってしまったことがありますがw
登山をしない人には確かに”高い”のかもしれません。
ただ、このツイートは登山者前提の内容だったので
つまりハッとさせられる内容に違いないよねw
…ということで登山用品をひととおり揃えたアウトドアライターでもある私が、客観的にこの現象をどう見るべきなのか、まとめていきます。
私の持っている冬山登山用モンベル製品
2020年現在「ゲイター」の1種類のみ!
かくいう私も、雪山登山をしますが…
持っている装備=「ゲイター(別名スパッツ。ズボンの裾から泥よごれを守る)」のみ!
数十種類必要とする雪山装備の中でたったひとつです。
ちなみに夏山なら雨用の手袋・フリースのみなので、私の所有しているモンベルアイテムは本当に少ないです。
しかし、登山初心者のことはいろいろ持っていた。いまも(雪山以外は)少ないけど持っている
しかし、登山初心者の頃はいろいろ持っていましたよ。
いちばんの出費となる主要アイテムは全てモンベルでした!
- 登山靴
- レインウェア(上下)
- ザック
しかし、ザックやウェアはかさばる素材で重く…。
靴の寿命も今まで履いていた靴の中ではわりと短めだったように感じたので卒業。
少しでも軽い素材のものに買い換えました。
というのも、テント泊を視野に入れると軽量化は必須事項。
私は体力がある方ではありませんので、余計にでした。
【アイテムだけではないモンベルの良さ】ショップの店員さん=雑な接客な人を見たことがない
初心者の願いは全て叶えるアイテムが必ず見つかる場所
しかし、私は今だにモンベルショップには足を運びます。
2020年現在、モンベルのカタログを見てみると間違いなく進化をとげていますし、見ているだけでも楽しい!
- スタッフさんはいつも愛想良いですし、変な接客も受けたことがない(というか、モンベル以外でも不快に思った登山ショップ店員さんはあとにも先にも1度しか出会った事がありません)
- 消耗品(ソックスなど)は冬山以外では買うことも
- インナーは優秀なので日常生活でも愛用
なので、お世話になってるんですよ。
ただ、たまたま雪山装備には加わっていないというだけです。
登山以外
- サイクリング
- カヌー
- 沢登り
- クライミング
のアイテムもそろっているから、総合的にざっと見る事が出来て効率が良かったりも♪
アウトレットモールでも見かける事が多くなってきたモンベル。
個人的には利用価値がすごくあると思っています。
入り口にあるクマさんも可愛いですしね٩( ‘ω’ )و
余談ですがあれ、34万円で販売してるらしいですよ!
名前=「モンタベア」といって、過去に2度売れたことがあるらしい!
SNSの声
ここからは、「モンベル高い」に関するご意見をまとめてみました!
雪山じゃなければ、ワークマンも台頭してきてるから全然ありだと思いますよ。
買い替え機会が訪れない、そんな贅沢な悩みを持ってしまうのが登山用品なんです((((;゚Д゚)))))))
私もフリース7年もきていましたよ。デザインが飽きたとしても優秀すぎて結局また翌年もきてしまう…の繰り返し。
ザックや靴は”重量”という決定的な理由があったけれど、普段使いできる山ウェアは寿命長し。
確かに、「雪山登山」って3シーズン登山(冬以外の登山)とはちょっとハードルが異なりますよね。
いっきに高額になりますし、10万円はくだらないですから(泣)
でも、登山を3年くらいやってると、雪山は誰もが興味を持ってしまいます…w
私もそうでしたから。
ハマった翌々年には残雪の燕岳に登頂してましたからね((((;゚Д゚)))))))
そのあたりに来ると、登山ショップで使うお金が”1回あたり●万”とぐっと増えたのを覚えています。
他が高いというのは、ちょっと賛否両論ありそうですが。
高いものには理由がちゃんとございます。
モンベル | ファイントラック | パタゴニア | |
生産拠点 | ベトナムなど | 日本 | メキシコなど |
価格帯 | 安 | 高 | 超高い |
最近は街着としても「パタゴニア」「アークテリクス」などアウトドアブランドが浸透してきています。
需要増という意味でも、強気の価格・割引なしは当たり前になってきましたよね。
いい流れだと思います。
登山用品メーカーには利益を開発費に回していただいて…もっといい製品を出して欲しい!
というのが、全登山者の切実な願いなのですから!
…とちょっと話がずれてしまいましたが、そういうことなんです。
まとめ:モンベルは高くないし良心的!全身モンベルでも雪山にいけないことはないが、他メーカーのものを取り入れたほうが快適に登れることは確かかも…
無理やりで恐縮ですが、まとめさせていただきます!
- 「モンベルが高い」というツイートがバズっていた件について
→「モンベル製品は高いという人は冬山やめたほうがいいのでは?」という投稿 - 私の持っている冬山登山用モンベル製品
→2020年現在「ゲイター」の1種類のみ!
→しかし、登山初心者のことはいろいろ持っていた - モンベルショップの店員さん=雑な接客な人を見たことがない
→初心者の願いは全て叶えるアイテムが必ず見つかる場所
→初心者はモンベルだけでそろえても良いが、雪山となるとちょっと別。他メーカーのものを取り入れたほうが快適に登れることは確か。それまでには目が肥えてくると思いますが…
思えば、雪山でモンベル離れが進んだのは「カジタックス製アイゼン」が合わなかったということがきっかけだったように思います。
靴によって、合う合わないがあるのが10本爪アイゼン。
物理的に難しかったんですね。
決して気分で変えてきたわけではなく、ちゃんとした理由があってモンベル離れが進んでいったように思います。
安くはない雪山用品。
論理的に、物理的に。もちろん金銭的にも納得しないと買えません!
あなたもモンベルで、(またはその他のブランドでも!)納得できる登山用品を購入していっていただければ幸いです。
以上、『Q.「モンベルって高い?」A.「まったく高くないと思います」その理由を10年愛用してるアウトドアライターの私がお答えします。』の記事をお送りしました。
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