こんにちは、アウトドアライターのaimiです。
5年くらい前からミレーのインナー信者になった私ですが、いよいよショーツも「ドライナミックメッシュ」に入れ替えたい!ということで、夏にむけ買い替えました。
さっそくレビューしてきます。
ショーツのレビューなので、着用時の写真はないですが…文章でしっかりお伝えできたらと思ってます!
\今回ご紹介するアイテムはこちら/
ミレー「ドライナミックメッシュ」って?
「ドライナミックメッシュ」とは、ミレーから発売されている機能性インナーの名称です。
通称”ミレーのあみあみ”。
2021年に「ドライナミックスルー」も発売され、機能性インナーは2種類となりました。
いずれもレディースタイプがあって助かりますよね。
メンズのみ、というメーカーも多いんですよ。
サイズピッタリのが選べてうれしい~♪
着用時の注意点
「ドライナミックメッシュ」はそれ自体に吸水性がありますが、水分を上に着ている衣類(ズボン)などに吸わせるという働きをします。なので保水性はないんですね。
その証拠にこんなに太い繊維!
したがって、上に着用する衣服(ベースレイヤー)は汗抜けの良い化繊素材である必要があります。
ベースレイヤーは安いもので十分ですよ!
ワークマンのショートパンツなど。
ドライナミックメッシュショーツ・ウィメンズの外観
ミレー「ドライナミックメッシュショーツ・ウィメンズ」のシルエットは、腰履きタイプ。
Mサイズを選択しましたが、見た目よりかなり伸びるのでちょうどよかったですよ。
山で履いてみての感想
ミレーの真髄がわかるのは、夏!
…ということで、真夏の日帰り山行で履いてみました。
汗をかくと悩ましいのが、ズボンがびしょびしょになり、足に貼りつく問題。
今回、それがなかったのが嬉しかったです。
そして匂いもありませんでした。
前回、タンクトップで試した1泊2日の山行でもまったく匂わなかったので、ショーツも長期の山旅でも使えそうです。
2泊3日だと汗疹になるのが悩みでしたが、これなら汗抜けが良いから防げそう。
試したら追記しますね!
メリット・デメリット
「ドライナミックメッシュショーツ」を使ってみて、メリット・デメリットをまとめました。
以前試してみたタンクトップ(汗が肌を伝わないの最高!
ぜひこの快適ショーツを試していただきたいです。
ちなみに「ドライナミックスルー(軽登山用)」は腰履きシルエットではないので、その点で好みが分かれそう。
<メリット>
腰履きシルエットが◎、アウターに響きにくい
アウターに張り付かず、汗抜けが良い
肌寒い時にお腹が冷えない(腹巻き代わり)
におわないので、着替えを少なくしたい長期山行に便利
口コミ・評判
最近、”コミケで並んでいるときの快適装備”という記事でも話題になっていた、ミレー「ドライナミックメッシュ」。
発売からかなり経ちましたが、勢いはとどまることを知りませんね!
良い口コミ
良い口コミから。
本当にコミケ記事でバズってましたwびっくり。
もともと登山界隈以外(農業・林業従事者)にも人気ありますからね~
汗抜けよく、ベタベタから開放されたいなら一択ですよ。
この記事にあるドライナミックメッシュというやつを本日着てみたのですが、めちゃくちゃ快適なのでオススメです。🙂https://t.co/9mr8tUpmwq
— 箱ねこ (@hako_cat2) August 19, 2023
ミレーのドライナミックメッシュ覚えとこう。モンベルのジオラインクールメッシュ使ってるけど確かに貼り付くのよね。https://t.co/JQ6tXThgCG
— ななよし (@nanayoshi) August 12, 2023
悪い口コミ
続いては悪い口コミ。肌の弱い人はアミが食い込み負けてしまうそうです。
その場合、軽登山用の「ドライナミックスルー」か、ファイントラックのインナーのほうが良いかもしれませんね。
ドライナミックメッシュ、何にせよ5000円するだけの価値はあった。身体にフィットさせないと意味が無いので最初は息苦しく感じることもあり半日ぐらい家で試着推奨。あとこれも公式警告だが肌弱い人は辛いかも。自分も鞄掛けてた肩はくっきり網跡残ってヒリヒリと痛い。過酷な一日用で常用着ではなさげ
— 星崎連維@僕ラブ32予定 (@rennstars) August 13, 2023
たしかに外での着替えは勇気いる!
夏コミはインナーにMILLETのドライナミックメッシュを使用したのだけど、噂通りの高性能😆
— だてまき💉💉💉💉 (@datemaki_360) August 14, 2023
だけど…迂闊に外での着替えができなくなる諸刃の剣😥 pic.twitter.com/VYtbtVYpZa
ショーツ1枚3000円は、登山をしない方には高く感じるかもしれません。
わりといいお値段するのね >ミレーのドライナミックメッシュ
— あうあう (@auaua__) August 11, 2023
カラーは4色展開
「ドライナミックメッシュショーツ・ウィメンズ」のカラー展開は
- ブラック
- ライトサンド
- オリーブ
- ライトグレー
の4色。
どれも控えめな色となっており、アウターへ透けることもなさそうです。
【類似品との比較】おたふく手袋「ボクサーパンツ」との違いは?
おたふく手袋「オールシーズンインナー ボクサーパンツ」 | ミレー「ドライナミックメッシュショーツ」 | |
定価(2024年1月現在・税込) | 1,119円 | 3,740円 |
サイズ展開 | S、M、L、LL、3Lの5種類(男女兼用) | メンズS、MとウィメンズS、M ※EUROサイズ表記(Sサイズ=日本Mサイズ) |
カラー | ブラック | ブラック、オリーブ、ライトグレー、ライトサンド |
素材 | ポリプロピレン65%ポリエステル20%ポリウレタン15% | DRYNAMIC MESH ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6% |
特徴 | 履いている感じがしないほど薄め。メッシュなので涼しく汗冷えしない。消臭糸使用。 | 汗冷えしない。疎水性インナーのため、上に着用している服に水分を逃し蒸発させる。消臭糸使用。涼しくはないが汗ヌケが良い |
洗濯方法 | おしゃれ着洗剤(中性洗剤) | 専用洗剤(非合成洗剤) |
厚み | 薄手 | 厚手 |
ミレーとよく比較されるおたふく手袋「オールシーズンインナー ボクサーパンツ」との比較表を作ってみました。お値段3分の1なのに、しっかり疎水性もある。
私は両方持っていますが、しっかりと汗をかく山に行くのがわかっているならミレー「ドライナミックメッシュショーツ」、そうでないならおたふく手袋「オールシーズンインナー ボクサーパンツ」と使い分けています。
その理由は、ミレーのほうが厚手なので汗の処理が早いということと、洗濯の手のかかり具合ですかね。
ミレーはお高めの専用洗剤を使わないと機能が失われ、少し注意が必要なんですよ…(泣)
おたふくの質感は、「ドライナミックスルー(ドライナミックメッシュより後に発売・メッシュが少し薄手)」にもかなり似ていますね。
しかし、こちらは定価が4,180円とかなり強気の価格なので、比較表に入れておりません
【まとめ】ミレー「ドライナミックメッシュ」はタンクトップだけでなく、ショーツも変更すると幸せになれる!
ここで一度まとめましょう。
<「ドライナミックメッシュ」とは>
熱伝導率の低いポリプロピレンをベースに、かさ高メッシュで編み上げることで肌面の汗を素早く吸収し、上位のベースレイヤーに拡散。さらに汗を吸ったベースレイヤーはメッシュの厚みによって肌から遠ざけられ、肌面の冷えを防ぎ、ドライ感を保つ
「ドライナミックメッシュショーツ」のメリット
- 腰履きシルエットが◎、アウターに響きにくい
- アウターに張り付かず、汗抜けが良い
- 肌寒い時にお腹が冷えない(腹巻き代わり)
- におわないので、着替えを少なくしたい長期山行に便利
「ドライナミックメッシュショーツ」のデメリット
- 分厚いので多少の締付け感がある
- 専用洗剤で洗わないと臭くなる
- カラダにアミの跡がつく
- 下着にしては高い(3,000円くらい)
普段遣いにするにはすこし高価ですが、近年は特に猛暑なので、大活躍してくれているミレー「ドライナミックメッシュショーツ・ウィメンズ」。
何度か履いてると、ほどよく伸びてきて馴染んでくるのでより快適に。
あまりにサラッとしているので”夏の下着、ぜんぶ登山用に変えようかな?”思うほどです。
あなたにも、このサラサラ感をぜひ味わっていただきたい!
\今回ご紹介したアイテムはこちら/
以上、「【レビュー】ドライナミックメッシュショーツ・ウィメンズで涼しく快適登山!」の記事をお送りしました。
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ドライナミックメッシュとあわせると、冬のベースレイヤーとしてかなり有能なので、チェックしてみてくださいね。