こんにちは、アウトドアライターの(@shikokunoyama)です。
私は今四国に住んでいますが、雪が降るとそわそわしだして降ったとわかると飛び出しますw
というのも、
冬は空気が澄んでいるし星も綺麗!
四国は光害が全国的に見てもひじょうに少なく、天体観測にはとっても向いている場所なんですよ⭐️
流星群の到来もあり、冬ならではのイベントも多いですよね(๑╹ω╹๑ )
しかしテントを持って出かけるには、ぜったいに完全なる寒さ対策が必須。
そこで私の現時点の装備をまとめていきます!
私は極度の冷え性なのでやりすぎなほどかもしれませんが、
ご参考にしていただけると幸いです
冬のテント泊で寝れない人必見!私が寝るときに使っている装備
【寝袋】
NANGA(ナンガ) ×山渓(ヤマケイ)「オーロラ450DXオールブラック」
ナンガは山ヤの定番シュラフ!
雪山に行こうとしていた時、私もかなり早期に目をつけていたメーカー。
選んだポイントは以下。
・永久保証がついている
・快適温度-11度、限界温度-30度(雪山で使える)
・厚手の防水透湿生地を使用→たとえテントが水浸しになったとしても、水濡れによる体温低下だけは防いでくれる。シュラフカバーいらず
シュラフカバーいらず=シュラフカバー(約1万円)が必要ないわけですから。
節約できますよね!
山渓とのコラボ商品なので、本家よりちょっとお安く買えました!
楽天なら34,000円ちょっとで購入出来ますね(2023年2月20日現在)
本家は45,000円超えていますので、完全受注生産(待機期間がある)とはなりますが「山渓コラボ」がオススメです。
少し安い理由は『山渓とコラボし量産したため、コストを安く生産できた』とのこと。
品質が悪いとかそういうことはなく、本家と遜色ありませんので大丈夫。
私が持っているのは女性モデルではなく(山渓モデルにはレディースがない)男性も入れるくらい大きいですが、余ったワタも全て利用しくるまるので多少かさばるけど重宝してます。
ザックの中に入れるためには、圧縮袋(コンプレッションバッグ)は必須です!
私はイスカのものを使ってます。
イスカは寝袋メーカーなので、よく分かってらっしゃる〜!
他社からは出ていないLLサイズの黄色(見た目はオレンジ)のもの。
それでもザックのかなりの場所をとりますが、防寒には欠かせないアイテムです♪
もう他のシュラフが使えないほど温かいですよ!
夏にはモンベルダウンハガー800を持っていきますが、こちらと比べるとペッチャンコですもんw
ちなみにイスカのコンプレッションバッグのラインナップは4種類。
夏用シュラフはMサイズ、と使い分けています。
【テントシューズ】
イスカ(ISUKA) 「ダウンプラス テントシューズ ロング (Sサイズ)」
山ヤさんが「象足」と呼んでいるアイテム。
テントシューズ!
私、これなしにもう寝れませんw
履いてみるとモコモコ。
非常に不格好で動きづらいですが、寝るときだけですから。
お手洗いに起きるときはその都度脱がないといけないので、面倒に思うこともありますが…
脱いだ一瞬でも冷えまくるので、その効果は絶大であることがわかります_φ( ̄ー ̄ )
こちらはコンプレッションバッグは使ってません。
純正の袋に入れるだけで結構小さくなり助かってます。
【テント】
oxtos(オクトス) 「NEWアルパインテント2人用」
本体
冬張り
冬=ダブルウォールテント一択です!
そうしないと、結露が凍ってとんでもないことになります!
現在、「NEWモデル」のみの販売となっています。
旧モデル約2,100g→ NEWモデル1,971gと200gの減量にも成功。
私が持っているのは旧モデルで少し重いですが、その分風にも強くかなり重宝しています。
他にもたくさんのメーカーが軽量化を争っていますが、これほど良心的な価格で手に入られるテントはなかなかありません。
【テントマット】
サーマレスト「クローズドセルマットレス Zライト ソル」
テント泊登山の超スタンダードなモデル。
エアマットは寒いので、冬はかさばるけれどこれ一択です。
私の持っているザックには入らないので、外付けは必須ですが。
これなしには寝られません…
冬の行動中の装備は別の記事でくわしく書いておりますが、ここからは寝るときのウェアをご紹介。
【インナー(下着)】
モンベル「ジオラインシリーズ」
行動中はミレー「ドライナミックメッシュ」(アミアミでおなじみの)を着ていますが、汗を逃しその上に来ているものに吸わせる構造なので、動かないとわかったらすぐに着替えます。
テントの中は着替えするのに躊躇しないので良いですよね♪
これが山小屋だと。。。。結構気を使うんですよ。
【フリース】
マムート「ゴブリンジャケット」
数年前にアウトレットで半額で購入。
私が登山を始めて初購入したウェアがフリースでした。
上にダウンが着れるという条件を満たすには、細身であることが大前提!
じゅうぶん条件を満たしているので満足です〜♪
ユニクロのものと違って洗濯後、毛玉が一切つかないので感動したのを覚えています。
もちろん、今までヘタれることなく現役です。
これだけ持つなら、コスパ良すぎw
【ダウンパンツ】
ナンガ×オクトス「ポータブルダウンパンツ」
夏以外のテント泊には必ず持っていくアイテムがダウンパンツ。
北アルプスの秋なら小屋泊でも持っていきますね。意外と小屋内って寒いですから…
目的地に着いたら動かなくなるので体がいっきに冷えます。
寒さって足もとからくるんですよね〜泣
ダウンパンツというのは”着る毛布”みたいな感じで、足元からあったかくしてくれるので冷え性の方には欠かせないアイテムです♪
しばらく動かないとわかっている撮影の待機時間などにも必須。
こちらはサイズ違いで夫も同じものを持っているので、間違えないように袋に目印をつけています。
色展開がないのが残念ですが、こちらも「オクトス」とのコラボということで安価になってますから仕方ないんですかね〜
【バラクラバ(目出し帽)】
finetrack(ファイントラック)「メリノスピンバラクラバ」
天然メリノウールとポリエステルをハイブリッドした「メリノスピン®」糸を使用したバラクラバです。大量の汗にも対応でき、驚きの快適さを手に入れることができます。また、スムーズな呼吸を可能にしながら、濡れと凍り付きを軽減する「ブレスルーター」を装備。
■ウールなのに驚きの汗処理能力
■優れた耐久撥水性で雨や雪を弾く
■いやな臭いをカット
■呼気を逃がすブレスルーター装備〜ファイントラック公式ページより引用
当初は「ワークマン」のバラクラバを愛用していた私ですが、やはり呼吸で蒸れるのがストレスでたまらず…登山メーカーのに買い換えました。
やはりいいですね!呼吸がスムーズにできますし蒸れません。
冬の濡れは大敵ですから助かりました。
バラクラバにお金をかけるのは…という考えは捨てたほうがいいです。
やはり良いものはイイですね。
【ダウンジャケット】
ザ・ノース・フェイス「サンダージャケット レディース」
行動中は着ないので、小さくなるのは大前提!
付属の袋に入れれば、350mlペットボトルくらいの大きさになります。
手のひらサイズなのは嬉しい!
【ソックス】
finetrack(ファイントラック) 「メリノスピンソックスアルパイン」
5本指バージョン
レギュラーバージョン
メリノウールなので臭くならないですし、行動中のものをそのまま履いています。
最近だとワークマン・モンベルなどもメリノウールのものを出されているようですが、私はファイントラックの「着圧構造」が気に入ってるのでやめられそうもありません。
圧倒的に疲れにくいんですよ〜。
とはいえテントシューズを履いていて「温まりきったな」、と思ったら脱いで寝ることがほとんど。
寝ている時の締め付けは良くありませんからね。
【ハンドウォーマー】
ハクキンカイロ「ハクキンカイロミニ」
使い捨てカイロより+10℃あたたかい!
ハンドウォーマーの老舗「ハクキンカイロ」!
終日マイナス気温の山の中でも心強い味方です。
着火時は一時的に火入れしますが、その後燃焼するわけではない(酸化熱が出ているだけ)ので、寝袋の中に入れてもOK。
ぬくぬく寝られます。
わたしは「ハクキンカイロミニ」の方を使っていますが、18時間持続するので、重宝しまくっていますよ!
まとめ:冬のテント泊装備は命にも関わる!しかし、軽量化のため厳選して持っていくのが大事
ここで一度まとめましょう。
・【寝袋】 NANGA(ナンガ) ×山渓(ヤマケイ)「オーロラ450DXオールブラック」
・【テントシューズ】 イスカ(ISUKA) 「ダウンプラス テントシューズ ロング (Sサイズ)」
・【テント】oxtos(オクトス) 「NEWアルパインテント2人用」
・【テントマット】サーマレスト「クローズドセルマットレス Zライト ソル」
・【インナー(下着)】モンベル「ジオラインシリーズ」
・【フリース】マムート「ゴブリンジャケット」
・【ダウンパンツ】ナンガ×オクトス「ポータブルダウンパンツ」
・【バラクラバ(目出し帽)】finetrack(ファイントラック)「メリノスピンバラクラバ」
・【ダウンジャケット】ザ・ノース・フェイス「サンダージャケット レディース」
・【ソックス】 finetrack(ファイントラック) 「メリノスピンソックスアルパイン」
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